2025年1月28日

「自分の口臭、大丈夫かな?」と気になったことはありませんか? 特に人と近くで話す場面では、口臭が相手に届いてしまうのではと心配になることも。では、実際に口臭はどれくらいの距離まで届くのでしょうか? 今回は、口臭の距離や対策について詳しく解説します。
口臭はどれくらい届くのか?
口臭が届く距離は、状況によって異なります。一般的には、30cm〜1m程度とされています。具体的には:
• 30cm以内の至近距離
人と顔を近づけて話すときには、口臭が直接相手に伝わりやすい距離です。この距離では、軽い口臭でも気づかれる可能性があります。
• 30cm〜1mの距離
少し離れて話す場合でも、口臭が強い場合には届いてしまうことがあります。特に、飲酒後やにんにくを含む食事の後は注意が必要です。
• 1m以上離れた距離
この距離では、通常の口臭であれば気づかれることは少ないですが、強い口臭や乾いた口の臭い(ドライマウスによるもの)は届くこともあります。
口臭が強くなる原因
口臭の原因はさまざまですが、主に以下の3つが挙げられます。
1. 口腔内の汚れ
虫歯や歯周病、舌苔(舌に溜まる白い汚れ)が原因で口臭が発生することがあります。
2. 食べ物や飲み物
にんにくや玉ねぎ、アルコール、コーヒーなどは一時的に口臭を強くする要因となります。
3. 体内の問題
胃の不調や全身疾患(糖尿病や肝臓疾患など)により、体内から口臭が発生することもあります。
口臭対策のポイント
1. 毎日の歯磨きとフロスの使用
歯と歯の間や舌苔に溜まる汚れをしっかり取り除きましょう。
2. 舌クリーナーの使用
舌に溜まった汚れを除去することで、口臭の予防につながります。
3. 水分補給をこまめに
口が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなり、口臭が強くなることがあります。こまめな水分補給で口内を潤しましょう。
4. 口臭ケアアイテムの活用
口臭予防のマウスウォッシュやガムを使うのも効果的です。ただし、これらは一時的な対策なので、根本的な原因のケアが重要です。
5. 定期的な歯科検診
虫歯や歯周病の治療、プロによる歯のクリーニングを受けることで、口臭の原因を根本から取り除くことができます。

口臭が届く距離は30cm〜1m程度と言われています。相手との距離が近いほど、口臭が気づかれやすくなるため、日頃から適切な口腔ケアを心がけることが大切です。
当院では、口臭に関するご相談や口腔ケアのアドバイスも行っています。口臭が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。お口の健康を一緒に守りましょう!