2025年6月17日

歯磨きしていて出血がある。歯茎が痛い…そんな経験ありますか?
毎日歯磨きしているのに痛みが出たり出血がある。そういった悩みをお持ちの方、歯茎の中に歯石がついているかもしれません。
しばらく歯科医院でクリーニングをしていなかったり、クリーニング自体したことがない方は特に歯石がついていることが多いです。
まず、歯石ができるまでの過程とは歯磨きが不十分な場合や、歯ブラシが当たりにくかったりと間違った歯磨きをしていることで磨き残してしまった汚れ(プラーク)と唾液中のカルシウムやリン酸塩と結合することによりどんどん硬くなっていきます。そうして出来上がるのが歯石です。
歯石になってしまったものは歯科医院での専用の器具でないと落とすことができません。
ではその歯石を放置しているとどうなるのか。
放置した結果 歯茎の腫れ、出血の原因 となってしまいます。
歯茎のきわ、裏側についてしまった歯石は自分自身ではなかなか気づきにくい場所ですし、ましてや歯茎の中など見ただけではほとんど気づくことは難しいものです。
出血や腫れ、痛みなどの症状がでて初めて歯石がついていることに気づく方も沢山いらっしゃいます。
歯磨き時の出血や痛みがありましたら一度歯科医院でクリーニングをしっかりしてもらうことがおすすめです✨
また、歯科医院では歯磨き指導も行っています。
歯石をとっていっても間違った歯磨きをしているとまたクリーニングをした上から歯石がついてしまいます。
歯磨きもただ磨けばいいというものではありません。
歯ブラシを適切に当てる位置、適度な力加減、歯ブラシを動かすときの動きの大きさなど意外と難しいポイントが多くあります。
そういったポイントのお話も歯茎の健康を維持していくのには必要不可欠です。
不十分な歯磨きや、歯石をついたまま放置してしまうと歯肉炎や歯周病の原因となってしまいます。
お口の病気を防ぎQOL(生活の質)向上ためにも歯科医院では定期的にクリーニングを、おうちでは正しい歯磨きをしていくことをおすすめします🦷✨