2025年3月25日

硬い食べ物を噛み砕いたり、全身を支えたりと、歯には大きな力が掛かっています。
そのような力に耐えることのできる歯は、どれだけの硬さを持っているのでしょうか。
歯の表面のエナメル質はモース硬度7
実は、歯は体の組織の中で最も硬く、鉄よりも硬いと言われています。
物の硬さを表すのに、『モース硬度』という指標が使われます。
10段階で表され、数が大きいほど硬いことを意味します。
◎鉄:モース硬度4
◎ガラス:モース硬度5
◎人間の歯(エナメル質)、水晶:モース硬度7
◎ダイヤモンド:モース硬度10
上記をみて分かる通り、一番外側の歯のエナメル質の部分は鉄よりも硬いモース硬度7あたりに該当します。
そして、内部の層の歯の象牙質はモース硬度5.5とこちらも鉄より硬いのです。
硬い歯に虫歯が出来てしまう原因
「鉄よりも硬い歯がどうして虫歯になるの?」と疑問が出てくると思います。
硬さのある歯も、虫歯菌が出す酸には弱く、簡単に溶かされてしまいます。
その酸が、エナメル質を溶かす状態を『脱灰(だっかい)』と言います。
脱灰が続くと、どんどんエナメル質が溶けて、歯の内部までに進行していきます。
鉄が錆に弱いように、歯もお手入れをしていないと、穴が開いてしまい最終的に歯を失うことにもなりかねません。
歯を酸から守るためには、虫歯菌などの細菌の塊といえる歯垢をためないことが重要です。
そのため、毎日の丁寧な歯磨きを心がけることと、歯医者での定期的なクリーニングを受けましょう🦷