歯磨きのタイミングはいつがいい?|広島市中区立町の歯医者(紙屋町、八丁堀、袋町からすぐ)|ブランデンタルクリニック|土曜日、日曜日、祝日診療

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歯磨きのタイミングはいつがいい?

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2025年3月14日

歯磨きのタイミングはいつがいい?

昔から日本では、食後3分以内に3分間1日3回歯を磨くと虫歯になりにくい、という考えから『3・3・3運動』が呼びかけられてきました。
しかし、この運動は虫歯予防というよりも、歯磨きの習慣化を促すためのものであるため、実際はそこまでの予防効果には繋がらないようです。

それでは、効果的な歯磨きのタイミングはいつなのでしょうか。

食後すぐの歯磨き

食後すぐの歯磨きのタイミングについては、専門家によっても意見が変わります。
歯が健康な状態であれば、食後すぐに歯磨きをした方が良いとされています。
歯磨きをせずに放置すれば、虫歯の元である歯垢が歯に付着し、さらに放置すれば通常の歯磨きでは落とせなくなってしまうからです。

ただし、『酸蝕症(さんしょくしょう)』にかかっている人が食後すぐの歯磨きをオススメしない専門家もいます。
酸蝕症とは、主に食生活の変化が原因で、歯を覆うエナメル質が溶け出してしまう病気のことです。
酸蝕症の人が食後すぐの歯磨きを長期間続けた場合、歯磨きによって歯がすり減ってしまう可能性があります。

しかし、自己判断で「自分は酸蝕症かもしれない…」と思い、健康な歯なのに食後の歯磨きを遅らせると虫歯のリスクを高めることになってしまいますので、歯医者できちんと歯の状態を確認してもらい、アドバイスを受けることが大切です。

30分~1時間経過後の歯磨き

食後はお口の中が参加し、エナメル質が溶け出しやすい環境になっているため、歯磨きをすると力の加減によっては歯を傷つけてしまいます。
しかし、30分~1時間経ち、お口の中が中和された状態で歯磨きをすれば、酸蝕症の方でも歯を傷つけにくくなります。
また、食後に口をゆすぐ、お茶を飲むなども口内の酸化時間を減らすのに効果的です。

おやつの後はうがいだけでも

10時のおやつ、3時のおやつ等々、子どもはこまめに栄養を摂取する必要があり、おやつタイムは欠かせません。
しかし、ご飯やおやつの度に歯磨きをするのは大変ですし、磨きすぎると傷つきやすくなることもあります。
とはいえ、ケアをしないと虫歯の原因になってしまいます。

そんな時は、口をゆすいだり、お茶を飲んで口内を清潔にして、口内がアルカリ性に戻りやすくしておきましょう。
甘味が入っているものではなく、水や麦茶、緑茶がオススメです♪

迷いがちな朝の歯磨きのタイミングは?

朝の歯磨きは、「起きた直後」にする方と、「朝食後」にするという方に分かれます。
朝2回磨くのは大変ですし、磨きすぎになってしまうので、1回はうがい、もう1回は歯磨きという具合に分けましょう。

ベストは起きた直後にうがいをし、朝食後に歯磨きという流れです。

歯を磨くタイミングについては、「〇分以内に磨く」という細やかなルールを設けることなく、あまり神経質になる必要はありません。
ただし「食べた後は歯を磨く」という意識を忘れずに自分自身の中で意識付けを心がけましょう🦷

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