歯科用器具の役割と使い方:歯科治療で使われる道具について|広島市中区立町の歯医者(紙屋町、八丁堀、袋町からすぐ)|ブランデンタルクリニック|土曜日、日曜日、祝日診療

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歯科用器具の役割と使い方:歯科治療で使われる道具について

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2024年11月18日

歯科医院で見かけるさまざまな器具は、どれも歯や口腔内の健康を守るために重要な役割を果たしています。治療の際に使われる器具について理解しておくことで、治療の進行や使用目的がよくわかり、安心して受けることができます。今回は、歯科用器具の役割と使い方について、わかりやすくご紹介します。

歯科医院でよく使われる器具とその役割

1. ミラー(口腔鏡)

 - 役割:歯科治療において最も基本的な器具です。歯科医師や歯科衛生士は、ミラーを使って口腔内を広い範囲でチェックします。歯の裏側や歯茎の状態など、目視だけでは確認できない部分を見るために使います。

 - 使い方:患者さんは口を開けて、歯科医師や衛生士がミラーを使って視診を行います。

2. ピンセット

 - 役割:小さな物をつまんだり、持ち上げたりするための器具です。詰め物や薬剤を精密に扱う際に使います。

 - 使い方:歯科医師はピンセットを使って、細かい作業を行いながら治療します。

3. スケーラー(歯石除去器)

 - 役割:歯の表面に付着した歯石を取り除くための器具です。歯石はブラッシングでは取りきれないため、歯科医院でのクリーニングで除去します。

 - 使い方:歯科衛生士が手用または超音波のスケーラーを使って、歯石を除去します。

4. 掻爪(カリエス探知器)

 - 役割:虫歯(カリエス)の進行度を確認するための器具です。歯の表面を軽く擦ることで、虫歯の穴や変色を見つけます。

 - 使い方:歯科医師が歯の表面に軽く触れて、虫歯の有無や深さを確認します。

5. バキューム(吸引器)

 - 役割:治療中に口の中の唾液や水分を吸い取るための器具です。治療中に患者さんが不快にならないよう、常に口腔内を清潔に保ちます。

 - 使い方:治療中、歯科医師や衛生士が吸引器を使って、口の中の余分な水分や唾液を吸い取ります。

6. ドリル(歯科用タービン)

 - 役割:虫歯を削るために使用する器具です。歯の表面を削り、虫歯部分を取り除きます。痛みを感じにくくするために麻酔が使用されることが多いです。

 - 使い方:歯科医師がドリルを使い、虫歯部分を慎重に削り取ります。

7. シリンジ(注射器)

 - 役割:麻酔薬や薬剤を注入するための器具です。特に治療時に痛みを抑えるために使用されます。

 - 使い方:歯科医師が注射器を使って、麻酔を適切な場所に注入します。

8. 印象材(歯型取り器具)

 - 役割:歯の型を取るために使われる器具です。クラウンや義歯、インプラント治療などで必要となる歯型を正確に取るために使用します。

 - 使い方:印象材を口の中に入れて、型を取ります。数分間待った後、型を外して模型を作成します。

歯科器具が使われる治療の流れ

1. 検診と診断

 - まず、ミラーや探知器を使って歯科医師が口腔内をチェックします。

2. 歯石除去とクリーニング

 - スケーラーを使って歯のクリーニングを行い、歯石を取り除きます。

3. 治療の準備

 - 必要に応じて麻酔をかけ、シリンジを使用して治療部分に麻酔を注入します。

4. 虫歯の治療

 - ドリルを使って虫歯部分を削り、詰め物や治療を行います。

5. 歯型取り

 - 最後に印象材を使って、治療後の歯型を取ります。

歯科医院で使われる器具は、それぞれに重要な役割があります。どの器具も患者様の口腔内を守るために使われ、適切に使用されることで治療がスムーズに進みます。次回の治療の際に、どの器具がどのような役割を果たしているかを知っていると、治療がより安心して受けられるかもしれません。もし治療中に気になることがあれば、遠慮なく歯科医師や衛生士に質問してください。

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