2024年11月18日
歯科医院を訪れると、歯科医師とともに活躍する歯科衛生士を見かけることが多いと思います。歯科衛生士は、患者様のお口の健康を守るために欠かせない存在です。今回は、歯科衛生士の具体的な役割や日常的な業務について、分かりやすくご紹介します。
歯科衛生士の主な役割
歯科衛生士は、国家資格を持った専門職です。その役割は、患者様のお口の健康を維持・向上させるためのサポートをすること。以下のような仕事を担当しています:
1. 予防処置
- 歯のクリーニング(スケーリング)
歯石や歯垢(プラーク)を取り除き、虫歯や歯周病を予防します。
- フッ素塗布
歯の表面にフッ素を塗ることで、虫歯になりにくい強い歯を作ります。
2. 保健指導
- ブラッシング指導
患者様一人ひとりに合った歯磨きの方法をアドバイスします。正しい歯磨きの習慣を身につけることで、虫歯や歯周病を防ぐことができます。
- 生活習慣のアドバイス
食生活や喫煙習慣など、口腔内に影響を与える生活習慣の改善についてもサポートします。
3. 歯科治療の補助
- 歯科医師の治療をサポートする役割も担っています。たとえば、治療中の器具の準備や患者様のケアを行います。
歯科衛生士の日常的な業務
歯科衛生士の一日は、患者様とのコミュニケーションから始まります。
• カウンセリング
患者様の症状やお悩みを丁寧に聞き取ります。患者様にリラックスして治療を受けていただけるよう、安心感を与えることも重要です。
• ケアの実施
スケーリングやブラッシング指導など、患者様の状態に応じたケアを行います。患者様が健康な口腔環境を保てるよう、定期的にチェックします。
• チームでの連携
歯科医師や他のスタッフと連携し、患者様一人ひとりに合った治療や予防計画を立てます。
歯科衛生士が大切にしていること
歯科衛生士の仕事は、患者様の「健康な笑顔」を守ることです。そのために、以下の点を大切にしています:
• 患者様との信頼関係
お口の悩みや不安を気軽に相談してもらえるよう、親しみやすい対応を心がけています。
• わかりやすい説明
専門用語を使わず、患者様に納得していただける説明を行います。
• 予防の重要性を伝える
「治療」よりも「予防」を重視し、患者様が自分の力で健康を維持できるようサポートします。
歯科衛生士がいることで得られるメリット
歯科衛生士が患者様のケアを担当することで、以下のようなメリットがあります:
• 定期的なクリーニングで虫歯や歯周病のリスクを減らせる。
• 自分に合ったセルフケア方法を知ることができる。
• お口の状態を早めに把握し、トラブルを未然に防げる。
歯科衛生士と一緒に健康なお口を目指しましょう
歯科衛生士は、患者様のお口の健康を長く維持するためのパートナーです。予防ケアや日々のアドバイスを通じて、患者様の笑顔をサポートしています。
当院では、歯科衛生士による丁寧なケアとアドバイスを行っています。お口の健康について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!