2024年10月19日
(院長の徒然ブログ)
⚫︎口内炎
口内炎は皆さんも経験したことがある日常的な病気です。
その中でも何回も再発を繰り返す「再発性アフタ」というものがあります。
今回はそれについて説明していきますね。
通常臨床的に、口内炎は①小アフタ型②大アフタ型③疱疹状潰瘍型の3種類に分類されますが、8割は小アフタ型というって、小さくポチッとできた口内炎に分類されます。
女性に特に多く、小さな外傷(それを引き起こす歯並びや癖)や体質が原因で再発しやすいと言われています。
通常1から2週間で治っていくのですが、中々これが痛いんですよね。
⚫︎一般的な治療法
以下のようなものが一般的です。
①外傷の原因となっているものを取り除く。
②口腔内の清潔を保つようにする。
③デキサメタゾン軟膏など、抗炎症薬を塗布する。
④総合ビタミン剤を摂取する。
⑤極度のストレス、疲労などを改善する
まあこう上げていったのですが、中々難しいですよね😓
⑤なんて、それができたら苦労しないと仰る方もいるでしょう。
今回はテーマとして、
⑥レーザーを当てて治療する
について解説していきますね。
⚫︎レーザー治療のメカニズム
レーザーを口内炎の部分に当てると、粘膜の表面を熱で焼くことによりたんぱく質を凝固させます。
それにより染みる部分が薄い膜で覆われて接触痛やしみるのを軽減し、殺菌することと侵入経路を塞ぐことで細菌感染を防ぎます。
また、傷が治るにはh十分な血流が必要なのですが、レーザーの熱で毛細血管が拡張し、血流がよくなり治りが早くなります。
。一般的に治るのに1週間~2週間かかる口内炎を半分以下で治すことができるのです。
⚫︎レーザー治療での特徴
①痛みが少ない
他の分野でもレーザー治療を経験したことのある方ならご存知かと思いますが、圧倒的に施術中の痛みが少ないです。
痛みを感じない程度の微小レーザーを間欠的に当てますので、小アフタであればほとんど痛みを感じないでしょう
②治療後の痛みの軽減
昔は口内炎といえば硝酸銀棒で焼く時代もありましたが、レーザーで焼くとほとんど痛くなくなります。
③費用が安い
口腔内のレーザー治療の保険申請しているところなら、レーザー治療は実は…3割負担で90円です。
当院でもこのお値段です。(別途、初診料か再診料が掛かりはします。)
④傷の消毒もできる。
レーザーを当てることにより、患部の消毒・殺菌効果もあります。
⑤傷の治りが早くなる。
レーザー治療を行った方が圧倒的に傷の治りが早くなります。
治療の負担も少ないので、口内炎は我慢せずに、レーザー治療を行っている歯医者で行った方がお得です。
当院でも口腔粘膜のレーザー治療は行えます。
最新鋭のレーザーで行えますので、ぜひご相談ください。