2024年10月15日
食べかすや歯垢をしっかり取り除くには正しい歯磨き方法を実践することが大切です。
誤った歯磨きをすると磨き残しや歯肉を傷つける場合があります。そこで今回は正しい歯磨き方法をご紹介します。
1.歯磨きは最低でも1日2回、朝と夜にしましょう。
朝起きたばかりの口腔内は菌の温床になっていて、1日でもっとも菌が多い状態です。なので歯を磨いてから食事をとるようにしましょう。
夜、就寝中には唾液が減り菌が活発になる為、フッ素入りの歯磨き粉を使って虫歯予防をしましょう。
2.基本的な歯ブラシの当て方を覚えましょう。
人によって歯並びや口腔状態はことなりますが、多くの人に該当する磨き方をご紹介します。
●歯に対して歯ブラシの毛先を直角に当てましょう。
●軽い力でやさしく磨きましょう。(毛先が広がらない程度)
●歯ブラシは小刻みに動かし(5~10mくらい)1~2本ずつ磨きましょう。
●歯と歯茎の境目も忘れずに磨きましょう。歯肉に対して歯ブラシの毛先が45度の角度で当て、小刻みに磨きましょう。
3.磨き残しが多いところを把握し、しっかり磨きましょう。
●下の前歯の裏側
歯ブラシを縦に入れて、かきだす様に磨きましょう。
●萌出途中の歯
他の歯と高さが異なるため、歯ブラシは斜めから入れて頬側と内側から磨きましょう。
この様に歯ブラシの当て方を気を付けるだけで磨き残しが減るので、ぜひ実践してみてください。歯ブラシだけではすべての汚れはとることができないので、歯間ブラシやフロスなども併用してきれいな口腔内を保ちましょう。
また、当院では個々にあった歯の磨き方や歯間ブラシなどの使い方などもお伝えしますのでお気軽にご相談ください。