2024年10月28日
多くの親御さんがこどもの仕上げ磨きを何歳までするのか悩んでいませんか?
基本的には生後6か月から12歳までしてもらうことが望ましいです。12歳というと長く感じるかもしれませんが、このころの口腔内は乳歯と永久歯が混在しておりこどもだけの歯磨きでは不十分です。
仕上げ磨きをすることで、子供は虫歯になりにくくなることが国の調査で実証されています。1993年以降、虫歯のこどもの割合が減りました。1993年5歳で虫歯の子供が77%、11歳で97%と高い割合でしたが、2016年になると5歳で39%、11歳で34%と大幅に減少しました。
虫歯のこどもの割合が減少した理由として、仕上げ磨きをしている親の割合が2004年で19%、2016年で72%と増加したことが大きな要因です。数字でみると仕上げ磨きの重要性がよくわかりますね。
年齢に応じた適切な仕上げ磨きをしてこどもの歯を守りましょう。
0~2歳 この頃はお口のなかが敏感になっているので、ガーゼで優しく拭ってください。そして、お口のなかにガーゼや歯ブラシが入ることに慣れさせていきましょう。
3~5歳 こどもに寝転んでもらい歯ブラシでやさしく磨きましょう。フロスもできるとよりいいです。
6~9歳 この頃、乳歯から永久歯に生え変わり虫歯になりやすい時期なのでしっかりみがきましょう。
10~12歳 基本的にお子さんに歯磨きをしてもらい、磨きずらい所を中心に仕上げみがきをしましょう。
しっかり歯磨きをする習慣を身に着け、子供の歯を守りましょう😁