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口腔ケアグッズの種類と使い方:患者さん向け詳しい解説

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2025年6月16日

口腔ケアグッズの種類と使い方:患者さん向け詳しい解説

はじめに



口腔内の健康を保つためには、適切なケア用品の選び方と正しい使い方が不可欠です。虫歯や歯周病、口臭の予防だけでなく、義歯(入れ歯)を使っている方も、その清掃とケアが非常に重要です。ここでは、基本的な歯磨き用品から義歯用のブラシまで、多彩なアイテムの用途と正しい使い方について詳しく解説します。

歯ブラシ

歯磨きの基本となるアイテムです。手動も電動もありますが、自分に合ったものを選びましょう。
◾️使い方とポイント

最低3分間程度、歯と歯茎の境目を丁寧にブラッシングします。毛先は歯に直角にあて、やさしく動かすのが基本です。奥歯や裏側まで丁寧に磨きましょう。

磨きの残ししやすいところから磨くと良いですよ。

歯磨き粉


虫歯や歯周病予防に役立ちます。フッ素入りがおすすめです。
◾️使い方とポイント

歯ブラシに適量(パール粒大)つけ、全歯面を磨きます。フッ素による歯の強化や、汚れ・プラークの除去を目的とします。

デンタルフロス


歯と歯の狭い隙間の汚れや食べ残しを取り除きます。
◾️使い方とポイント

15〜20cmのフロスを手に取り、歯間にそっと挿入します。歯面に沿わせながら上下に動かし、歯茎のラインまで丁寧に掃除します。

歯間ブラシ


歯間の広いスペースや装置の周囲に効果的です。
◾️使い方とポイント

サイズに合った歯間ブラシを選び、歯と歯の間にゆっくり挿入して汚れを除去します。力を入れすぎないように注意しましょう。

舌ブラシ・舌クリーナー


口臭予防や舌苔の除去に役立ちます。
◾️使い方とポイント

舌の奥から手前に向かって優しくブラッシングします。頻度は1日1回程度で十分です。

マウスウォッシュ(口腔洗浄液)


口臭や殺菌に効果的です。
◾️使い方とポイント

適量を口に含み、全体にゆすぎます。アルコール含有と非アルコール性のものを用途に応じて選びましょう。

唾液促進・唾液代用製品

口腔乾燥対策に使います。
◾️使い方とポイント

スプレーやジェルタイプを口腔内に噴霧・塗布し、潤いを保ちます。

糸楊枝・ピック

歯間の汚れや食べかすの仕上げに役立ちます。
◾️役割と違い

糸楊枝は細い糸を含む棒状のツールで、狭い歯間に入りやすいです。一方、ピックは小さな突起で汚れを絡め取ります。どちらも歯間の清掃に使いますが、用途や好き嫌いで使い分けましょう。

ウォーターピック(デンタルウォーター)

高圧の水流を利用して歯間や歯茎の境目の汚れを洗浄します。
◾️使い方とポイント

本体に水を入れ、歯間や歯茎に向かってゆっくり動かします。水圧は弱めに設定し、歯茎や装置の周りに優しく当てましょう。特に歯周病や歯茎の腫れがある方に有効です。

義歯ブラシ


義歯(入れ歯)をお使いの方には専用の義歯ブラシが必要です。
◾️役割と特徴

普段の歯ブラシよりも柔らかい毛先で、義歯表面の汚れやプラークをやさしく落とします。義歯は食後や寝る前に毎日洗浄し、清潔に保つことが大切です。
◾️使い方とポイント: 義歯専用の研磨剤や洗浄剤と併用し、ブラシで優しく全体を磨きます。入れ歯洗浄剤を使う場合は、使用方法を守って適切に洗浄しましょう。

終わりに


これらの口腔ケアアイテムをそれぞれの役割に応じて使い分けることが、健康な口腔環境を維持するためのポイントです。歯科医師や歯科衛生士に相談して、自分に合った道具や使い方を確認し、毎日のケアを継続しましょう。
特に義歯のケアは、感染防止や義歯の長持ちにつながるので、丁寧に行うことが重要です。健康な口腔環境を保ち、口腔から全身の健康を守りましょう。

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