2024年11月11日
抜歯後は、傷口を早くきれいに治すために、いくつかの注意が必要です。以下のポイントを守りながら、安心して回復を進めていきましょう。
- 強いうがいは控えましょう
抜歯後のうがいは控えめにしましょう。傷口に血の塊(血餅)ができることで治りが早くなりますが、強いうがいをするとこれが取れ、治りが遅くなったり痛みが増したりすることがあります。 - 出血の管理: 抜歯後は出血があることがあります。ガーゼを噛んで圧迫し、出血が止まるまでしばらくそのままにしておきましょう。出血が続く場合は、歯科医院に相談してください。
- 食事はやわらかいものを選びましょう
抜歯後2~3時間は食事を控え、その後はスープやおかゆなど、やわらかくて刺激の少ない食べ物を選びましょう。抜歯した側で噛むのは避け、傷口を刺激しないようにしてください。 - 痛みの管理: 抜歯後は痛みが出ることがあります。医師から処方された痛み止めを指示通りに服用しましょう。また、処方された抗生物質はちゃんと指示通り飲み切りましょう。
- 口腔衛生: 抜歯した部分を直接ブラシで磨くのは避け、他の歯を優しく磨きましょう。歯磨き粉は研磨剤(清掃剤)入りの物はできれば避けましょう。
- アルコール・喫煙は控えましょう
アルコールやタバコは血行を良くしすぎ、出血や痛みの原因になりやすいので、24時間程度は控えるようにしましょう。 - 運動や入浴も控えめに
抜歯後の激しい運動や長時間の入浴は避けましょう。体を温めると血流が増え、出血しやすくなりますので、できるだけ安静に過ごしてください。 - 痛みや腫れが続くときは歯科医院にご相談を
通常、抜歯後の痛みや腫れは徐々に治まりますが、数日経っても改善しない場合は歯科医院へご連絡ください。感染の兆候がある場合は、早めの処置が大切です。
これらのポイントを守ることで、スムーズな回復が期待できます。
また、当院では抜歯の傷の治りを促進するためレーザーも活用しています。
ご不安があれば、遠慮なく歯科医院にご相談ください。