被せ物よりも削らないラミネートベニアという選択肢|広島市中区立町の歯医者(紙屋町、八丁堀、袋町からすぐ)|ブランデンタルクリニック|土曜日、日曜日、祝日診療

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被せ物よりも削らないラミネートベニアという選択肢

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2024年10月24日

被せ物よりも削らないラミネートベニアという選択肢

(院長の徒然ブログ)

ラミネートベニアってなんだろう?

ラミネートベニアは、上の前歯につける歯科の補綴物で、被せ物でも詰め物でもなく、名前の通りベニア(板状のシェルと言われる構造物)を歯に貼り付ける治療です。

主に前歯の見た目を改善するために使用される薄い構造物で、材質は高強度セラミックや樹脂製のものが多いです。(個人的に樹脂製にものはお勧めしませんが)

これを上顎の前歯の表面に貼り付けることで、歯の色調や形状だけでなくサイズをも調整し、自然な見た目を作っていきます。

ラミネートベニアのメリット

①審美性に優れる

ラミネートベニアは、歯の色を整えるだけと思われがちですが、形や傾き、大きさなども自然に見せることができます。

(適応でないケースもあります。)

因みに、薄いセラミックを貼り付けますので、事前のホワイトニングをしておくと更に美しいです。

②コンポジットレジンよりも強度が高い

高品質なセラミックラミネートベニアは、耐久性があり、適切な噛み合わせ調整と適切なメンテナンスを行えば長持ちします。

因みに当院では、樹脂のラミネートベニアは推奨しておりません。

吸水して着色しやすいですし、虫歯にもなりやすく、見た目も透明性もセラミックに劣ります。

③色調を選び、変えれる。

患者さんのニーズにさまざまな色や仕上げを選ぶことができます。

セラミックの被せ物と同様に、ステイン法も可能です。というより当院では基本的にステイン法を行って自然な白さ、周りの歯との調和を行います。

④被せ物に比べて歯を削る量が圧倒的に少ない。

一昔前はラミネートベニアも結構削ってたんです。

しかし最近はセラミックの強度向上で、切削量が少なくて済んでいます。

そのため、歯の健康を保ちながら美しさを追求できます。

⑤歯の隙間や欠け、捻れの修正

ラミネートベニアは、歯の隙間などを埋めるのにも効果的で、貼り付けることで歯の捻れや欠けもわからないようにしてしまいます。

⑥お掃除が他の補綴物のように変わったりしない

例えばブリッジやインプラントのように、追加のお掃除が必要ありません。

本物の歯に貼り付けているので、通常通り磨いて歯よ歯の間はフロスできます。

歯をほぼ削らないラミネートの登場

近年、ほぼ歯を削らないラミネートが登場しています。

スーパーエナメル療法や無削除ラミネートベニアとも呼ばれています。

薄すぎるので、しっかりとホワイトニングした上で白さをキープし、ラミネートベニアを貼り付けていきます。

当院でも対応してますので、気になる方は是非ご相談ください。

また別コラムでしっかりと解説していきますね。

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