2024年11月11日
「乳歯の生え変わりは、いつから始まるの?」と気になるお母さんも多いかと思います。乳歯は、女の子の場合平均して6歳前後から生え変わりが始まり、12歳頃までにほぼすべての乳歯が永久歯に置き換わります。男の子は1年くらい遅いです。具体的には以下のような流れが一般的です。
- 6歳前後: 最初に生え変わるのは下の前歯です。この時期には、奥歯の「6歳臼歯」と呼ばれる永久歯も生え始めるため、噛む力がより強くなります。
- 7〜9歳: 上下の前歯や、奥歯の一部が生え変わります。この時期に徐々に乳歯が抜け、永久歯が揃い始めます。
- 10〜12歳: 最後の乳歯が生え変わり、全ての永久歯が揃う時期です。
このように12歳ごろに乳歯が全て永久歯に生え変わるのが一般的です。ただし、子どもによって成長のスピードには個人差があります。「うちの子はまだ生え変わらないけど大丈夫?」と不安に思われる方もいるかもしれませんが、あまり心配しすぎず、定期的に歯科医院でチェックしてもらうと安心です。
乳歯が抜ける平均年齢
乳歯は通常、以下の順番で抜けていきます。
上顎
A(乳中切歯): 6〜7歳
B(乳側切歯): 7〜8歳
C(乳犬歯): 9〜11歳
D(第一乳臼歯): 9〜11歳
E(第二乳臼歯): 10〜12歳
下顎
A(乳中切歯): 6〜7歳
B(乳側切歯): 7〜8歳
C(乳犬歯): 9〜11歳
D(第一乳臼歯): 9〜11歳
E(第二乳臼歯): 10〜12歳
永久歯が生える平均年齢
今度は上記に対応した永久歯が生える年齢です。
上顎
1番(中切歯): 7〜8歳
2番(側切歯): 8〜9歳
3番(犬歯): 11〜12歳
4番(第一小臼歯): 10〜11歳
5番(第二小臼歯): 11〜13歳
下顎
1番(中切歯): 6〜7歳
2番(側切歯): 7〜8歳
3番(犬歯): 9〜10歳
4番(第一小臼歯): 10〜11歳
5番(第二小臼歯): 11〜12歳
男女別の差について
一般的に、女の子は男の子よりも早く乳歯が抜け、永久歯が生える傾向があります。
具体的には、女の子は1年程度早いことが多いです。
ただ上記の年齢はあくまでも目安です。
個人差によりますので、ご不安があればお気軽にご相談ください。