2024年10月20日
今までホワイトニングは歯科医院で行うのが主流でしたが、最近では、ホワイトニングサロンなどで行うものやセルフホワイトニングが流行りつつあります。皆さんは、どちらでホワイトニングをしようか悩んだ事はありませんか?そこで、エステサロンのホワイトニングと歯科医院でのホワイトニングの違いについてお話していきます。
まず、歯のホワイトニングとは「ご自身の本来の歯の白さにする」歯の漂白のことを言います。
1.薬剤の違い
歯科医院で使用する薬剤は「過酸化水素」が含まれており、歯の中の色素を分解する効果があります。また、「過酸化水素」は医薬部外品のため歯科医師や歯科衛生士の資格保有者でなければ法律上使用することができません。歯科医院なら資格保有者に漂白効果のある薬剤を取り扱えて、安全に処置を受けることができます。
ホワイトニングサロンでは「ポリリン酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム」を使用しています。これらは、歯を漂白する効果はありませんが、歯の表面についた着色を落とすには効果的です。コーヒーや紅茶など着色が付きやすいものを日常的に摂取している方は、効果を感じやすいかもしれません。
2.術者のちがい
歯科医院では、歯科医師または歯科衛生士の資格保有者が処置をします。
ホワイトニングサロンは、民間企業が運営している為、資格を持っていない方が多いです。
3.価格
歯科医院よりもホワイトニングサロンのほうが安価でできるでしょう。ただ、求める白さによっては、歯科医院での処置のほうが費用対して効果が得られやすいです。
4.クリーニングができるか
歯科医院では、専用の機材を使用し歯石や着色を落としてから処置をしていきます。しっかり汚れを除去してから薬剤を塗布するため、色ムラを防ぎます。
ホワイトニングサロンでは、専用の機材などがないため同等のクリーニングができません。
5.安全性
歯科医院では、安全にホワイトニングができるか口腔内をチェックしてから行います。虫歯や歯周病などがある場合、治療を優先することがあります。虫歯などがあると薬剤が染みてしまったり、思うような効果を得ることができない可能性があるからです。これらは、歯科医院でホワイトニングをするメリットとも言えるでしょう。また、術前術後の注意事項の説明や相談などができるので安心して処置を受けることができます。
このようにホワイトニングといっても様々な違いがあります。安全にご自身の歯自体を白くしたい方は歯科医院でのホワイトニングをおすすめします。ホワイトニングには、メリットデメリットやホームホワイトニングなど種類もございますので、お気軽にご相談ください。