2025年4月28日

歯磨きをしっかりしているのに歯医者で前歯が白く脱灰している。など言われたことはないですか?
まず、脱灰とは甘い物をよく摂取したり、歯磨きが不十分だと歯の表面が溶けて起こることが多い症状です。
甘い物もあまり摂取しない、歯磨きも毎日きちんとしているのに前歯が脱灰している…その原因は口呼吸です。
ではなぜ口呼吸と脱灰が関係あるのか。それはお口の乾燥が関係してます。
寝ているときや無意識に日常的に口呼吸をしているとお口の中が渇くことにより脱灰を抑制してくれる唾液が少なくなってしまう事が原因になります。
とはいっても日常的な口呼吸は意識することで防いでいくことは出来ますが睡眠時はなかなか難しいものです…
そんなときは睡眠時の開口を防いでくれるテープなどが市販にもあるのでぜひ試してみてください✨
そして脱灰してしまった時の改善方法がいくつかあるのでご紹介していきます。
1.フッ素の利用
フッ素には歯を強くし、脱灰により脆くなってしまったエナメル質を改善してくれる再石灰化という効果が期待できます。フッ素は歯科で塗布できるのはもちろん、歯磨き粉の中にも含まれているものもあるのでぜひチェックしてみてください✊✅
2.唾液を促す
唾液を多く分泌するためのマッサージや、食事をよく噛んで食べる、水分補給をこまめに行うなど日常に少しのプラス行動で改善されることもあります🦷
3.定期的な歯科検診
定期的に健診を行うことで悪化する前に処置を行うことができますし、フッ素の塗布も定期的に行うことが可能です。
他にも、フッ素は味が苦手…という方もいらっしゃると思います。
フッ素のように再石灰化を促してくれるものでMIペーストというものがあります。味もフッ素よりも種類が多く、おうちでも毎日使っていただくことのできるものになっていて寝る前に塗布していただき、そのまま就寝していただくことで睡眠時の一番お口が渇きやすい時に再石灰化をしてくれるものになっていて、お子様にもお使いいただけます🙆