2024年10月27日
妊娠すると歯周病や虫歯のリスクが高くなるのをご存知でしょうか?
なぜリスクが高くなるのかを知り、恐れず適切な口腔ケアをしていきましょう。
妊娠による変化
妊娠によって女性ホルモンが急激に増加し、歯周病の菌が増殖します。また、血管の透過性が高まり唾液の粘液性がたかくなります。そうすると、唾液の自浄作用が低下し、歯肉の炎症や出血がしやすくなります。また、「つわり」による食事の変化や歯磨きができない日があったり、胎児の発育が進むと食事の回数が増え、口腔ケアが不足しがちになり口腔環境が悪化し虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
口腔ケア
体調の良いときに歯磨きをする
「つわり」がひどい時は無理をせずにできる範囲で歯を磨きましょう。できれば、1日1回寝る前は歯磨きをしてください。
歯ブラシはなるべく舌にあたらないようにし、少し下えお向きながら歯磨きをすると、吐き気が楽になります。
歯ブラシのヘッドを小さく薄いものにするのもおすすめです。
どうしてもつらい時は、ぶくぶくうがいをしましょう。アルコールフリーの低刺激タイプの洗口液がおすすめです。
そして、定期的に歯科医院でのクリーニングをすることで健康な口腔内を維持していきましょう。
ブランデンタルクリニックは「妊婦健診」対応可能です。