噛む力と脳の関係 ~しっかり噛んで健康な体と脳を育てましょう~|広島市中区立町の歯医者(紙屋町、八丁堀、袋町からすぐ)|ブランデンタルクリニック|土曜日、日曜日、祝日診療

〒730-0032 広島県広島市中区立町2-1 立町中央ビル4F

082-258-6411

ネット予約はこちらから
受付

噛む力と脳の関係 ~しっかり噛んで健康な体と脳を育てましょう~

噛む力と脳の関係 ~しっかり噛んで健康な体と脳を育てましょう~|広島市中区立町の歯医者(紙屋町、八丁堀、袋町からすぐ)|ブランデンタルクリニック|土曜日、日曜日、祝日診療

2024年12月08日

噛む力と脳の関係 ~しっかり噛んで健康な体と脳を育てましょう~

「よく噛んで食べましょう」と言われたことはありませんか?

実は、噛む力は歯や顎だけでなく、脳にも大きな影響を与えることがわかっています。しっかり噛むことで、脳が活性化し、子どもの成長や大人の健康維持に役立ちます。今回は「噛む力と脳の関係」について、わかりやすく解説します。

1. 噛むことで脳が刺激される

食べ物を噛むと、歯や顎から脳に刺激が伝わります。噛む回数が多いほど、脳の「前頭前野」という部分が活性化します。前頭前野は、集中力・記憶力・判断力などを司る、非常に重要な部分です。

例えば、こんな効果が期待できます!

子ども:学習能力や集中力が向上する

大人:仕事や日常生活での判断力や集中力がアップ

高齢者:認知症予防につながる

2. 噛むことでリラックス効果も!

噛む動作には、ストレスを和らげる効果もあります。噛むことで、**「セロトニン」**という脳内物質が分泌され、心を落ち着かせる働きがあります。

こんな時に噛むと効果的

• イライラしたとき

• 緊張しているとき

• 集中したいとき

ガムを噛むことで気分がスッキリするのも、このセロトニンの働きによるものです。

3. 噛むことで記憶力が向上する

噛むことは、脳の記憶を司る「海馬(かいば)」という部分にも刺激を与えます。しっかり噛んで食べることで、海馬の働きが活発になり、記憶力や学習能力の向上が期待できます。

4. 噛む力が弱くなると脳の機能低下につながる?

逆に、噛む回数が少ないと、脳への刺激が減り、脳の働きが鈍くなる可能性があります。特に、柔らかいものばかり食べていると、顎の発達が不十分になり、噛む力が弱まってしまいます。

こんな食習慣は要注意!

• 柔らかい食べ物ばかり食べる

• 早食いをする

• あまり噛まずに飲み込む

噛む力を鍛えるための食事のポイント

1. 硬い食べ物を取り入れる

• 例:野菜スティック、玄米、するめ、ナッツ類など

2. 食材を大きめに切る

• しっかり噛む回数が増えます

3. 一口30回噛む習慣をつける

• 「30回噛む」を意識することで、自然と噛む力が鍛えられます

噛む力は、健康な脳や体を維持するためにとても大切です。よく噛んで食べることで、集中力や記憶力が向上し、ストレスの軽減や認知症予防にもつながります。

「よく噛むこと」を意識して、毎日の食事を楽しみながら、健康な体と脳を育てましょう!

歯や噛み合わせに関するお悩みがあれば、当院までお気軽にご相談ください。

TOP