2025年1月17日
義歯の必要性
歯を抜けたままにすると、歯のないところに歯が傾いたり、のびたりして嚙み合わせが悪くなります。そうすると、しっかり物を嚙むことができず食事がしずらくなってしまいます。なので、歯がないまま放置せず、なんらかの形でしかっりと治療していきましょう。
義歯のお手入れ方法
1.洗面器などに水を張る
落として破損したり排水口に流したりしないようにします
2.入れ歯を外して流水下で清掃します
- 義歯用ブラシを使用しましょう。
- 小さな入れ歯でも必ず外してから手の平にのせて洗面器の上でみがきましょう。
- ゴシゴシと力を入れすぎないようにしましょう。
- 特に歯肉などに接する内面をみがきすぎると、すき間ができてしまいます。
- 汚れが残りやすい部分(クラスプなど)は丁寧にみがきましょう。
夜寝る前に…
1.義歯用ブラシを用いて流水下で清掃します
歯磨き粉は使わずに優しく磨きましょう
2.ぬるま湯に義歯洗浄剤を入れて、入れ歯を浸漬します
洗浄剤を使用するとブラシだけでは落としきれない汚れやカンジダ菌などの真菌や細菌を除去できます。1日1回は入れ歯洗浄剤を使用して清掃しましょう。
- ※浸漬時間は使用方法に従ってください。
- ※義歯の変形の原因になるため熱湯は厳禁です。
翌朝、使用前に流水かで清掃してから口腔内に戻しましょう
義歯を使用するにあたって…
お口の状態は年齢とともに変化します。入れ歯の具合が悪い場合、自分で調節せず、歯科医院に相談しましょう。また、以下のようなことが気になる場合は、早めに歯科医院を受診するようにしましょう。
- 入れ歯があたって歯肉が痛い。
- 入れ歯が外れにくい。あるいは外れやすい。
- 入れ歯が安定しない。
- 入れ歯がこわれた。
入れ歯で快適に過ごすために、毎日のお手入れで入れ歯はもちろん残っている歯や粘膜を清潔に保ち、かかりつけの歯科医院で定期健診を受けましょう。