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唾液で虫歯予防!?口の中の「緩衝能」とは?

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2024年10月28日

唾液で虫歯予防!?口の中の「緩衝能」とは?

「緩衝能」という言葉はあまり聞きなれないかもしれませんが、実は口の中の健康を守るうえでとても重要な役割を果たしています。ここでは、緩衝能とは何か、そしてどのように私たちの歯を守ってくれているのかをご説明します。

1. 緩衝能とは

緩衝能とは、唾液が持つ「酸を中和する力」のことです。私たちが食事やおやつを食べると、口の中で酸が発生し、この酸が歯のエナメル質を溶かしてしまうと虫歯の原因になります。唾液にはこの酸を中和する役割があり、口内の酸性度が高まらないように調整してくれるのです。

2. 緩衝能が高いと何が良いのか

緩衝能が高いほど、口の中が酸性になりにくく、虫歯や歯の脱灰(歯のミネラルが溶け出すこと)のリスクを減らすことができます。さらに、唾液は歯の表面を洗い流し、口内の清潔を保つため、緩衝能が高いことで歯や歯茎が健康に保たれやすくなります。

3. 緩衝能を高めるためには?

緩衝能を高めるには、以下のことが効果的です。

  • よく噛む習慣
    よく噛むことで唾液の分泌が増え、緩衝能も高まります。特に硬めの野菜や果物など、噛む必要のある食べ物を積極的に取り入れましょう。
  • だらだら食べを避ける
    食事やおやつをだらだらと食べ続けると、口の中が酸性の状態に長くさらされてしまいます。時間を決めて食べる習慣をつけると良いでしょう。
  • 水分補給を心がける
    唾液の分泌が少ないと緩衝能も低下してしまいます。特に口が乾きやすい方はこまめに水を飲み、口内を潤すことで緩衝能が保たれやすくなります。

緩衝能は虫歯予防にとても大切な役割を果たしています。日々の習慣を少し見直すだけでも、口内環境を整えやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。

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