2024年12月09日
毎日しっかり歯を磨いているつもりでも、実はそれだけでは不十分なことがあるんです。皆さん、デンタルフロスを使っていますか?「面倒だから使わない」「必要性が分からない」という方も多いかもしれません。でも、実はデンタルフロスは、健康な歯と歯茎を守るために毎日使うべきアイテムなのです!その理由と正しい使い方を詳しくお伝えします。
デンタルフロスが必要な理由
1. 歯ブラシだけでは60%しか磨けない
歯ブラシでの歯磨きだけでは、歯と歯の間の汚れは約40%も取り残されると言われています。デンタルフロスを使えば、歯ブラシが届かない隙間までしっかりと汚れを取り除けます。
2. 虫歯や歯周病の予防
歯と歯の間に残った食べかすやプラーク(歯垢)は、虫歯や歯周病の原因となります。デンタルフロスを毎日使うことで、こうしたトラブルを予防できます。
3. 口臭対策
歯と歯の間に汚れがたまると、細菌が増え、口臭の原因に。デンタルフロスで汚れを取り除けば、口臭予防にもつながります。
4. 健康な歯茎を保つ
歯と歯茎の境目に汚れがたまると、歯茎が腫れたり、出血しやすくなります。フロスで汚れを取り除くことで、歯茎を健康に保てます。
デンタルフロスの正しい使い方
デンタルフロスを正しく使うための手順を紹介します。
1. フロスを適量切る
約40cmほどの長さに切り、両手の中指に巻きつけ、10〜15cmの長さを残します。
2. フロスを歯の間に入れる
親指と人差し指でフロスをつまみ、ゆっくりと歯と歯の間に滑り込ませます。勢いよく入れると歯茎を傷つけることがあるので、やさしく入れましょう。
3. 歯に沿わせて汚れを取る
フロスを歯の側面に沿わせ、C字型にして上下に動かし、汚れを絡め取ります。両方の歯の面をしっかり掃除しましょう。
4. 次の歯に移動する
次の歯に移動するたびに、きれいな部分を使うようにします。
よくある質問
Q:デンタルフロスはいつ使えばいいの?
**A:寝る前に使うのがおすすめです。**一日の汚れをしっかり落とし、寝ている間に細菌が繁殖するのを防げます。
Q:毎日使わなくてもいいのでは?
**A:毎日使うことが重要です。**毎日フロスを使えば、歯と歯茎の健康をしっかり守れます。
Q:フロスをすると歯茎から血が出ます。大丈夫?
**A:歯茎から出血するのは、炎症があるサインです。**毎日フロスを続けることで、炎症が改善し、出血しにくくなります。
デンタルフロスで健康な口腔環境を!
デンタルフロスは、毎日使うことで虫歯や歯周病、口臭を予防できる、とても大切なケアアイテムです。最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると1〜2分でできるようになります。毎日の歯磨きにデンタルフロスをプラスして、大切な歯と歯茎を守りましょう!