2025年2月10日

今回は誰もができたことがあるであろう「口内炎」についてお話していきます!
口内炎は、口の中やその周辺の粘膜に生じる炎症の総称です。
口の中の小さな炎症ですが、喋るだけで痛かったり、食事中にしみたり、歯磨きをするのも大変です。
治るまで憂鬱だと思います…💦
実は、口内炎にはいくつか種類があり、それぞれさまざまな原因が考えられます。
アフタ性口内炎
私たちの口にできる一般的なタイプの口内炎は「アフタ性口内炎」と呼ばれるものです。これは潰瘍性口内炎とも呼ばれ、2~10mmくらいの丸くて白っぽい潰瘍ができます。
症状がひどい場合でも、小さな潰瘍が同じ個所に2~3個まとめてできる場合もあるので厄介です。
アフタ性口内炎ができる原因ははっきりとは分かっていませんが、睡眠不足、栄養不足、口の中の乾燥、疲労やストレスによる免疫力低下などが関係していると考えられています。栄養に関してはビタミンが不足しているとできやすいと言われています。
また、口内炎ができやすいのは、口の中の粘膜や唇の内側、舌、歯ぐきなど…。
友情は1~2週間程度で自然に治ることが多いですが、何度も再発しやすい口内炎です。
カタル性口内炎
入れ歯や矯正器具、不適合な被せ物などで口の中がずれてしまったときや、頬の内側を噛んだときに傷ができることで生じる口内炎です。他にも、熱い食べ物による火傷や薬品の刺激などが原因となることもあります。
口の粘膜が赤く腫れたり水ぶくれができたりします。刺激の強い食べ物でしみたり、ヒリヒリした痛みを生じたりするため、口の中が荒れているように感じます。治療は、原因の除去と口腔内を清潔に保つことが重要です!刺激の少ないうがい薬や消毒も効果的です。
ウイルス性口内炎
名前の通り、ウイルスによって起こる口内炎です。原因となる代表的なウイルスは、単純性ヘルペスウイルスです。ウイルス性口内炎は、粘膜に小さな水ぶくれができ、それが敗れると潰瘍ができます。
カタル性口内炎と似ていますが、比較すると痛みが強く、発熱や倦怠感などの症状が現れるのが特徴です。
口内炎の種類、原因はさまざまですが、口内炎を予防・治療するには、まず口の中を清潔に保つことが重要です!また、食後に歯磨きやうがいをして清潔に保つことはもちろんですが、口の中が乾燥していると粘膜の免疫力が下がり、口内炎ができやすくなります。口内炎が長期的に消えない、何度も繰り返す場合にはご相談くださいね🦷