2024年10月18日
毎日歯磨きをして、定期的に歯科医院でクリーニングをしているのに虫歯になってしまう人にはある特徴や習慣があります。これらの特徴をご紹介しますので、しっかり対策していきましょう。
虫歯は、歯垢の中にいる虫歯菌が酸をだし、歯を溶かすことでおきる病気です。
では、どういった特徴があるのでしょうか?
(1)遺伝的に歯質が弱い人
弱い歯質だと、虫歯の菌に感染したときに虫歯の症状が出やすいといわれています。また、歯質は遺伝しやすいとされている為、両親が虫歯になりやすい場合子供も虫歯になりやすいです。
(2)正しい歯磨きができていない
毎日歯磨きをしていても正しく歯磨きができていなければ、磨き残しが増え虫歯になってしまいます。
(3)ダラダラ食べる
だらだらと長時間食事をしていると、口腔内が酸性の状態が続き虫歯菌が活動しやすくなります。食事をとるたび口腔内は一時的に酸性になりますが、食事をしない時間に唾液によって中性に戻します。食事は規則正しく一定の時間内に終えることが理想的です。
(4)早食い
よく噛まずに食事をすると唾液の分泌量が減り口腔内の洗浄力が低下します。唾液には自浄作用や抗菌作用があり、よく噛むことで唾液がたくさんでて口腔内を中性に戻します。
(5)口呼吸をしている
口呼吸をしていると口腔内が乾燥し唾液が減り虫歯菌が活動的になります。鼻づまりで口呼吸が習慣になっている人は要注意です。
(6)歯並びが悪い
歯並びが悪いと歯磨きがうまくできず、汚れが残ってしまいます。
(7)ダラダラとお酒を飲む
アルコールは唾液の分泌を抑制し、口腔内を乾燥させてしまいます。
(8)甘いものや酸っぱいものをよく食べる
虫歯菌は、糖分を分解して酸を作ることで歯を溶かします。また、口腔内が酸性になると虫歯菌が活発になるため、酸っぱいものをよく食べる人も要注意です。
ここまで虫歯になりやすい人の特徴や習慣についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか?
特徴を知り、生活習慣を見直すことで虫歯になるリスクを減らすことができます。虫歯になるリスクを減らすことは、治療費の負担や将来のリスクを減らすことにもつながりますのでしっかり予防していきましょう😊