2024年12月10日
近年、口唇閉鎖不全の子供が増えているのが全国調査でもわかってきています。
1. 歯並びや顎の発育への影響: 口呼吸を続けると、歯並びが悪くなったり、顎の成長に影響を与えることがあります。特に子供の場合、成長期においては注意が必要です。
2. 口腔内の健康: 口呼吸は口の中が乾燥しやすくなり、唾液の分泌が減少します。これにより、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
3. 睡眠の質の低下: 口呼吸は睡眠時無呼吸症候群やいびきの原因になることがあります。これにより、睡眠の質が低下し、日中の疲労感や集中力の低下を引き起こすことがあります。
4. 呼吸器系への影響: 鼻呼吸に比べて、口呼吸は空気をろ過する機能が低いため、アレルゲンや細菌が直接気道に入る可能性が高くなります。これが喘息やアレルギーの悪化につながることがあります。
5. 顔の形状への影響: 長期間の口呼吸は、顔の形状にも影響を与えることがあります。特に、口が常に開いている状態が続くと、顔の筋肉の発達に偏りが生じることがあります。
テレビをみながらお口がぽかんとあいていることがあったらお鼻で呼吸をするように声がけをしてあげましょう。声がけをしてもなかなか治らないときはお気軽にご相談してください。