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歯周病はお口だけじゃない!全身の健康にも影響する歯周病の怖さとは?

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2024年12月09日

歯周病はお口だけじゃない!全身の健康にも影響する歯周病の怖さとは?

「歯周病は歯ぐきだけの病気」と思っていませんか?実は、歯周病はお口の中だけでなく、全身の健康にも大きな影響を与える病気です。歯周病が原因で、さまざまな全身疾患を引き起こしたり、悪化させたりすることがわかっています。今回は、歯周病と全身疾患の関係について分かりやすく解説します。

そもそも歯周病とは?

歯周病は、細菌感染によって歯ぐきや歯を支える骨が炎症を起こし、放置すると歯が抜けてしまう病気です。初期段階では痛みがほとんどないため、気づかないうちに進行していることが多いです。

歯周病が全身に悪影響を与える理由

歯周病菌が歯ぐきの血管から全身に入り込むことで、体のあちこちで炎症や病気を引き起こす可能性があります。さらに、歯周病による炎症で作られる**「炎症性物質」**が血液を通じて全身に広がることも影響の原因です。

歯周病が関係する主な全身疾患

① 糖尿病

歯周病と糖尿病はお互いに悪影響を与え合います。歯周病の炎症が糖尿病を悪化させ、逆に糖尿病があると免疫力が低下し、歯周病が進行しやすくなります。

対策:歯周病を治療・予防することで、血糖値の改善が期待できます。

② 心臓疾患・動脈硬化

歯周病菌が血液中に入り込むと、動脈の内側に炎症を起こし、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症などのリスクが高まります。

対策:歯周病を予防することで、心臓疾患のリスクを軽減できます。

③ 脳梗塞

歯周病菌が血管に炎症を引き起こし、血の塊(血栓)ができると、脳の血管が詰まって脳梗塞を起こすことがあります。

対策:歯ぐきの健康を保つことで、脳梗塞の予防につながります。

④ 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

高齢者に多い誤嚥性肺炎は、飲み込んだ食べ物や唾液が誤って肺に入ることで起こります。歯周病菌が含まれた唾液が肺に入ることで炎症を引き起こします。

対策:口腔ケアをしっかり行うことで、肺炎の予防になります。

⑤ 早産・低体重児出産

妊娠中に歯周病が悪化すると、炎症性物質が子宮の筋肉を収縮させ、早産や低体重児出産のリスクが高まります。

対策:妊娠中も定期的に歯科検診を受け、口腔ケアを徹底しましょう。

歯周病のセルフチェック

次の項目に当てはまる方は、歯周病の可能性があります。早めに歯科医院で診察を受けましょう。

• 歯ぐきが赤く腫れている

• 歯磨きの際に出血する

• 口臭が気になる

• 歯ぐきが下がって歯が長く見える

• 歯がグラつく感じがする

全身の健康はお口から!今日からできる予防法

1. 正しい歯磨きを習慣に

毎食後、丁寧に歯を磨きましょう。歯と歯ぐきの境目を意識して磨くと効果的です。

2. デンタルフロスや歯間ブラシを使う

歯と歯の間の汚れもきれいに取り除きましょう。

3. 定期的な歯科検診

3〜6ヶ月ごとに歯科医院での検診やクリーニングを受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。

4. 生活習慣の改善

バランスの良い食事、禁煙、ストレス管理も歯周病予防に役立ちます。

お口の健康が全身の健康を守る!

歯周病は放置すると全身の健康にも影響する怖い病気です。日頃のケアと定期検診で、歯ぐきと全身の健康を守りましょう!お口に関するお悩みがあれば、いつでもお気軽に当院へご相談ください。

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