2024年10月22日
『歯周病とは』
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨が細菌の感染によって炎症を起こす病気です。歯ぐきが赤く腫れたり、出血したりすることが特徴で、放置すると歯を失う可能性もあります。
歯周病は口の中だけでなく、全身の健康にも大きな影響を与えることがわかっています。具体的には以下のような全身疾患との関連が指摘されています。
1. 心疾患
歯周病の細菌や炎症物質が血液に乗って全身に広がることで、動脈硬化を引き起こす可能性があります。その結果、心筋梗塞や狭心症などのリスクが高まります。
2. 糖尿病
歯周病と糖尿病は相互に悪影響を与える関係があります。糖尿病があると免疫力が低下し、歯周病になりやすくなります。また、歯周病による炎症が糖代謝を悪化させ、血糖値をコントロールしづらくすることもあります。
3. 肺炎
特に高齢者では、歯周病の細菌が誤嚥(飲み込む時に誤って気管に入ること)によって肺に入ることで、肺炎を引き起こすことがあります。
4. 妊娠中の合併症
歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めるとされています。歯ぐきの炎症が妊娠中のホルモンバランスに悪影響を与える可能性があります。
5. 骨粗しょう症
歯を支える骨が弱くなる歯周病は、全身の骨密度の低下と関連があるとされています。特に閉経後の女性では、骨粗しょう症との関連が注目されています。
このように、歯周病は口の健康だけでなく全身の健康にも大きな影響を与えるため、早期の予防と治療が重要です。
当院では、CTも無料で撮影しています。歯周病も虫歯も細かくチェックすることができます。ぜひ一度、お口の中のチェックをしにきてください😊🎶お待ちしてます。