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歯科用X線の安全性とリスクについて

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2024年11月25日

歯科用X線の安全性とリスクについて

歯科の診察でX線検査を受けることに不安を感じる患者様もいらっしゃるかと思います。しかし、X線検査はむし歯や歯周病など、目で確認しづらい歯や骨の状態を正確に診断するために欠かせない重要な検査です。今回は、歯科用X線の安全性とリスクについて分かりやすくご説明します。

歯科用X線検査の目的

歯科用X線検査は、以下のような問題を早期に発見するために行われます:

• 歯と歯の間にできたむし歯

• 根の先や顎の骨の炎症

• 歯周病による骨の状態

• 親知らずの位置や埋伏状態

• 矯正治療やインプラント治療の計画作成

X線検査を行うことで、症状が進行する前に適切な治療を受けられるようになります。

歯科用X線の放射線量はどのくらい?

放射線を使用する検査と聞くと不安になるかもしれませんが、歯科用X線の放射線量はごく少量で、人体への影響は極めて低いとされています。

具体的な放射線量の比較

デンタルX線(1枚): 約0.01ミリシーベルト(mSv)

パノラマX線: 約0.02〜0.03ミリシーベルト

CT撮影(歯科用): 約0.1ミリシーベルト

これらは自然界から1日に受ける放射線量(約0.01〜0.02ミリシーベルト)と同程度、もしくはそれ以下です。さらに、飛行機で東京からニューヨークまでの往復で受ける放射線量(約0.1ミリシーベルト)と比べても低い値です。

X線検査の安全対策

歯科医院では、X線検査によるリスクを最小限に抑えるため、次のような安全対策を行っています:

1. 防護エプロンの使用: 検査中は鉛の入った防護エプロンを装着し、体への放射線の影響を防ぎます。

2. デジタルX線装置の使用: 最新のデジタルX線装置は、従来の装置に比べて放射線量が大幅に少なくなっています。

3. 必要最小限の撮影: 必要な範囲や頻度で撮影を行い、不必要なX線被ばくを避けます。

妊娠中や特定の状況での注意

妊娠中の患者様は、念のためX線検査を控えることがあります。ただし、緊急性が高い場合は、安全対策を徹底した上で検査を行うこともあります。事前に妊娠の可能性があることを歯科医師にお伝えいただければ、適切な対応をいたします。

歯科用X線検査を受けるメリット

X線検査を行うことで、歯やお口の中の問題を早期に発見し、適切な治療を受けることができます。特に、むし歯や歯周病は早期に治療することで、歯を長持ちさせることが可能です。適切な検査と治療を受けることは、放射線によるごくわずかなリスクをはるかに上回るメリットがあります。

歯科用X線検査は、非常に少ない放射線量で行われる安全な検査です。患者様の健康を守るために欠かせない手段であり、安全対策を徹底した上で実施しています。不安なことがあれば、遠慮なく歯科医師やスタッフにお尋ねください。安心して検査を受けられるよう、丁寧にご説明いたします!

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