2024年12月03日
レントゲン(エックス線)は細かな内部まで観察することができ、病気の早期発見にとても役立ちます。歯科ではお口から見た歯の表面だけでなく、歯の根元、歯の神経、歯ぐき内部の状態まで詳しく知ることができます。
1. 虫歯の検出: 目に見えない虫歯や、歯の内部に進行している虫歯を見つけるために役立ちます。
2. 歯周病の評価: 歯周病の進行状況や、骨の状態を確認するために使用されます。
3. 歯の位置確認: 特に親知らずなど、通常の位置にない歯の位置を確認するために撮影します。
4. 治療計画の立案: インプラントや矯正治療など、治療を行う前に必要な情報を得るために撮影されます。
5. 外傷の評価: 歯や顎に外傷があった場合、その影響を確認するためにも使われます。
エックス線を浴びる量は厳密に決められており、医師や歯科医師、診療放射線技師が法令に従い日々の検査で身体への影響に問題がないようコントロールしています。
エックス線を撮影したからといって大きな影響があるわけではなく、医療に使用されるエックス線ではガンが発生するような量を受けるわけではありませんので、ご安心ください。
心配な方は、レントゲンを撮影する前に医師へご相談ください。