2025年2月15日

皆さんのお口の中には、親知らずはありますか?
痛みが出て抜いた人や抜いたほうがいいと言われたことのある方もいると思います!
小学生
歯冠を形成する時期で、石灰化物を含まないエックス戦透過像がみられることも多い
中学生・高校生
歯冠、もしくは歯根を形成する時期
20代
歯根が完成する時期。それまでは抜歯が簡単です。完成すると難しくなる
30代・40代
肥大した歯根が多くみられる時期。歯根が肥大すると抜歯は難しくなる。
50代・60代
歯冠まで骨で覆われると、抜歯はかなり難しくなる。
70代以降
歯冠までががっちり骨に囲まれ、骨と一体化する症例もあります。こうなると歯と骨との境界がわからなくなり、抜歯が困難になります。そのため、高齢の抜歯は難しく、侵襲が大きいため術後の痛みが強いです。
【親知らず残した時のメリット】
第二大臼歯が欠損してしまったときに代わりに使える可能性がある。
【親知らず残した時のデメリット】
歯石沈着の原因になり、周囲炎を起こすことがあります。
第二臼歯の歯根を吸収することもあったり、親知らずが第二臼歯を押して歯列不正を起こすこともある。
親知らずは抜かずに経過観察をすると判断した場合には歯科衛生士との連携がとても大切です!
親知らずを守るためのメインテナンスが重要です。なにかわからないことがあればなんでも質問してくださいね