みなさんは、歯ブラシとフロス（デンタルフロス）を使う順番について悩んだことはありませんか？ 実はどちらを先にするかによって、歯磨きの効果が少し変わることがあります。今回は、それぞれの役割や最適な順番についてご紹介します！

歯ブラシとフロスの役割

1. 歯ブラシ

歯の表面についた歯垢（プラーク）や汚れを落とすのが主な役割です。歯ブラシだけでは、歯と歯の間などの狭い部分には届きにくいですが、広い範囲を効率的に磨けます。

2. フロス

フロスは、歯と歯の間の汚れを除去するためのツールです。歯ブラシでは届かない隙間の歯垢や食べカスを取り除くことで、虫歯や歯周病の予防に効果的です。

どちらを先に使うべき？

基本的には フロスを先に使うことをおすすめします。その理由は以下の通りです：

1. 汚れを浮き上がらせる

フロスを先に使うことで、歯と歯の間の汚れを取り除きやすくなります。その後に歯ブラシで磨くことで、フロスで浮き上がった汚れをしっかりと除去できます。

2. フッ素が行き届きやすくなる

フロスで歯と歯の間をきれいにした後に歯ブラシを使うと、歯磨き粉に含まれるフッ素が歯の表面や隙間に行き届きやすくなります。

フロスを後に使いたい場合は？

「フロスを後に使いたい」という方もいるかもしれません。それでも大丈夫です！歯ブラシでしっかり汚れを落とした後にフロスを使うことで、歯と歯の間の仕上げケアができます。順番よりも重要なのは、どちらも毎日欠かさず使うことです。

フロスと歯ブラシを効果的に使うポイント

1. フロスは力を入れすぎない

フロスを歯ぐきに強く押し付けると傷つけてしまうことがあります。優しく「のこぎりを引くような動き」で歯と歯の間に滑らせましょう。

2. 歯ブラシは正しい持ち方と角度で

歯と歯ぐきの境目にブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かして磨くことが大切です。

3. 毎日続けることが大事

フロスは毎日使うのが理想的ですが、最初は数日おきでもOK！少しずつ習慣化を目指しましょう。

歯ブラシとフロスはどちらを先に使っても問題はありませんが、フロスを先に使うことで歯磨きの効果が高まると言われています。そのため当院ではフロス➡歯ブラシの順番をおすすめしてます。

当歯ブラシやフロスの使い方についてもアドバイスしています。お気軽にご相談ください！