2024年12月08日


~ワイヤー矯正との違いとメリット・デメリット~
歯並びを治したいけど、「矯正装置が目立つのは嫌だな…」と悩んでいませんか?そんな方に注目されているのが、**「マウスピース矯正」**です。
「本当に目立たないの?」「ワイヤー矯正とどう違うの?」と気になる方も多いでしょう。この記事では、マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い、メリット・デメリットについてわかりやすく解説します!
マウスピース矯正とは?
透明なマウスピースを使って歯並びを整える矯正方法です。患者様一人ひとりの歯型に合わせて作ったマウスピースを、一定期間ごとに交換しながら歯を少しずつ動かしていきます。
ワイヤー矯正とは?
金属やセラミック製のブラケット(留め具)を歯に装着し、ワイヤーを通して歯を動かす従来の矯正方法です。矯正治療と聞くと、この方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。
マウスピース矯正のメリット
1. 目立ちにくい
• 透明なマウスピースを使用するので、装着していてもほとんど目立ちません。人前に出る仕事や学校生活でも安心です。
2. 取り外し可能
• 食事や歯磨きの時は外せるので、矯正中でも普段通りの食事が楽しめます。歯磨きもしやすく、虫歯や歯周病のリスクが低くなります。
3. 違和感や痛みが少ない
• 金属を使わないため、口の中に傷がつきにくく、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないと感じる方が多いです。
4. 金属アレルギーの心配がない
• 金属を使わないので、金属アレルギーの方でも安心です。
マウスピース矯正のデメリット
1. 適応できる症例が限られる
• 歯並びの状態によっては、マウスピース矯正が向かない場合があります。複雑な歯並びや、大きく歯を動かす必要があるケースは、ワイヤー矯正が適していることも。
2. 自己管理が必要
• 1日20時間以上の装着が必要です。自己管理ができないと、治療がうまく進まないことがあります。
3. 費用が高くなることがある
• ワイヤー矯正に比べて費用が高い場合があります。事前に費用やプランを確認しましょう。
ワイヤー矯正のメリット
1. 幅広い症例に対応
• ほとんどの歯並びの問題に対応できるため、重度の不正咬合でも治療が可能です。
2. 自己管理の必要が少ない
• 固定式のため、患者様が取り外す必要がなく、治療効果が安定しています。
3. 治療費が比較的安い
• マウスピース矯正より費用が抑えられることが多いです。
ワイヤー矯正のデメリット
1. 目立ちやすい
• 金属のブラケットやワイヤーが目立つため、矯正装置が気になる方には不向きかもしれません。
2. 痛みや違和感がある
• ワイヤーが当たって口の中に傷がついたり、調整後に痛みを感じることがあります。
3. 食べ物や歯磨きが制限される
• 固い食べ物や粘着性のある食べ物は控える必要があります。また、歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病のリスクが高まることも。
どちらを選ぶべき?
• 目立たない矯正が良い、自己管理ができる方 → マウスピース矯正
• 複雑な歯並びをしっかり治したい、自己管理に自信がない方 → ワイヤー矯正
どちらの矯正方法が合うかは、お口の状態やライフスタイルによって異なります。
当院では、患者様一人ひとりに合った矯正方法をご提案しています。気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください!