口内炎・白い病変・しこりが2週間以上治らないとき|歯医者への予約目安と受付で伝えてほしいこと|広島市中区立町の歯医者(紙屋町、八丁堀、袋町からすぐで通いやすい)|ブランデンタルクリニック|土曜日、日曜日、祝日診療

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口内炎・白い病変・しこりが2週間以上治らないとき|歯医者への予約目安と受付で伝えてほしいこと

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2026年8月01日

口内炎・白い病変・しこりが2週間以上治らないとき|歯医者への予約目安と受付で伝えてほしいこと

(受付さんの備忘録)

はじめに

こんにちは。ブランデンタルクリニックの受付です。

「口内炎が2週間くらい治らないのですが、歯医者で診てもらえますか?」

「頬の内側に白い部分があります。痛くないのですが、予約してもよいでしょうか?」

「舌の横に硬いしこりがあります。口腔外科へ直接行ったほうがよいですか?」

受付では、このようなご相談をいただくことがあります。

口内炎のような傷、白い部分、赤い部分、粘膜のしこりなどは、一般の歯科医院へ相談して構いません。病変の名前が分からなくても予約できます。

「これは口内炎なのか」「白板症なのか」「口腔がんなのか」と、ご自身で病名を決める必要はありません。

まずは、いつ頃から、口のどこに、どのような変化が続いているかを、分かる範囲で受付へお伝えください。

ただし、呼吸が苦しい、唾液も飲み込めない、舌の下や首が急速に腫れてきたなど、通常の歯科予約ではなく、速やかな救急対応が必要になる症状もあります。

この記事では、口内炎・白い病変・赤い病変・しこりが治らないときの予約目安と、受付で伝えていただきたいことを整理します。

まず、受診の目安を確認しましょう

同じ場所の病変が2週間以上残っている

同じ場所の口内炎、白い部分、赤い部分、しこりが2週間以上残っている場合は、痛みがなくても歯科へご相談ください。

2週間以上続いたからといって、直ちに口腔がんという意味ではありません。ただし、自然に治る口内炎とは異なる病変が隠れていないか、一度確認したい時期です。

2週間未満でも、変化がある

次のような変化がある場合は、2週間という日数を待つ必要はありません。

  • 少しずつ大きくなっている
  • 周囲が硬い
  • 出血しやすくなった
  • 舌や唇がしびれる
  • 舌を動かしにくい
  • 飲み込みにくい
  • 首にも腫れやしこりがある

気づいてから数日であっても、早めにご相談ください。

息苦しさや急速な腫れがある

息がしにくい、唾液も飲み込めない、舌の下や首の腫れが急速に広がっている場合は、歯科医院からの返信や通常の診療時間を待たず、119番への連絡を含めた緊急対応が必要です。

また、新しい薬を始めた後に、高熱、目の充血、口唇や口の中の広いただれ、皮膚の発疹や水疱が出ている場合も、通常の口内炎として様子を見ないでください。

2週間は「口腔がんの診断基準」ではありません

一般的な小さなアフタ性口内炎は、多くの場合1~2週間ほどで治っていきます。

しかし、患者さんが「口内炎」と呼んでいるものが、すべてアフタ性口内炎とは限りません。

頬や舌を噛んだ傷、尖った歯や詰め物による刺激、入れ歯の当たり、感染症、口腔乾燥、薬の影響、慢性的な粘膜疾患など、口の中に傷やただれができる原因はさまざまです。

その中には、白板症などの「口腔潜在的悪性疾患」や口腔がんが含まれることもあります。

日本歯科医師会は、口腔がんの代表的な変化として、約2週間以上治らない口内炎、硬いしこり、擦っても消えない白い粘膜などを挙げています。また、国立がん研究センターは、治りにくいただれ、硬いしこり、赤色・白色の変化、しびれ、舌の動かしにくさなどがある場合には、早めに歯科や耳鼻咽喉科を受診するよう案内しています。

ただし、2週間以上続いたという事実だけで、口腔がんと診断されるわけではありません。

2週間は、病名を決めるための境界線ではなく、自然に治る口内炎とは異なる原因がないか、歯科で確認を受ける一つの目安です。

「14日目まで待つ」という意味でもありません

「2週間以上が受診の目安」と聞くと、症状に気づいてから14日間は様子を見なければならないように感じるかもしれません。

しかし、2週間は待機期間ではありません。

次のような変化がある場合は、2週間を待たずにご相談ください。

  • 病変の範囲が広がっている
  • 白い部分に赤い部分が加わった
  • 平らだった部分が盛り上がってきた
  • 表面がざらざらしてきた
  • 周囲が硬くなってきた
  • 何もしていないのに出血する
  • 舌や唇にしびれがある
  • 舌を動かしにくい
  • 話しにくい、飲み込みにくい
  • 口を開けにくい
  • 首にも腫れやしこりがある
  • 入れ歯が急に合わなくなった
  • 歯が理由なくぐらつくようになった

日数だけでなく、大きさ・色・形・硬さ・機能の変化を見ることが大切です。

痛くない病変も予約してよいのでしょうか

「痛くないので、もう少し様子を見たほうがよいですか?」

受付では、この質問もよくいただきます。

痛みがないことだけを理由に、問題のない病変だと判断することはできません。

一般的なアフタ性口内炎は、食べ物や歯ブラシが触れたときに強く痛むことがあります。一方、口腔粘膜の白い病変やしこりの中には、初期にはほとんど痛みを感じないものもあります。

反対に、強く痛む病変がすべて重大な病気というわけでもありません。

受診の判断では、痛みの強さだけでなく、

  • 同じ場所に残っているか
  • 大きくなっていないか
  • 色や形が変わっていないか
  • 周囲に硬さがないか
  • 出血やしびれを伴っていないか

を一緒に考える必要があります。

痛くなくても、同じ場所の白い部分、赤い部分、しこり、ただれが2週間以上残っている場合はご相談ください。

2週間を待たず、緊急の対応が必要な症状があります

口の中の異常の中には、通常の歯科予約で数日待つのではなく、早急な医療対応が必要なものがあります。

息が苦しい、唾液も飲み込めない

次のような症状がある場合は、歯科医院へ通常予約するより先に、119番への連絡を含めた緊急対応を考えてください。

  • 息がしにくい
  • 唾液も飲み込めない
  • よだれが止まらない
  • 舌の下、顎の下、首が急速に腫れている
  • 腫れによって声が変わってきた
  • 口がほとんど開かない
  • 意識がぼんやりしている
  • 唇、舌、喉が急に大きく腫れた

歯や歯ぐきから広がった感染症や、薬・食べ物などに対する急なアレルギー反応でも、舌や喉の腫れによって呼吸が妨げられることがあります。息苦しさがある場合は、歯科医院からの返信を待たないでください。

新しい薬の後に、口・目・皮膚がただれている

新しい薬を始めた後に、次の症状が組み合わさっている場合は、重い薬の副作用も考える必要があります。

  • 38℃以上の高熱
  • 唇や口の中の広いただれ
  • 喉の痛み
  • 目の充血や目やに
  • 広い範囲の皮膚の赤み
  • 水疱
  • 皮膚の痛みや剥がれ
  • 強い倦怠感

処方薬だけでなく、市販の風邪薬、解熱鎮痛薬、抗菌薬、健康食品、サプリメントなどが関係する場合もあります。

次の服用時刻まで様子を見ず、薬を処方した医療機関または救急医療機関へ直ちに連絡してください。服用を続けるか中止するかについても、その場で指示を受けてください。

医薬品医療機器総合機構も、薬物性口内炎で注意すべき症状として、高熱、目の充血、口の中や唇のただれ、喉の痛み、広範囲の皮膚の赤みを挙げています。

水分や食事を取れない

口内炎や粘膜のただれが広がり、水分がほとんど取れない場合も、2週間を待つ状態ではありません。

特に小さなお子さん、ご高齢の方、持病がある方、抗がん薬や免疫を抑える治療を受けている方は、脱水や感染症の影響を受けやすいため、早めに医療機関へ相談してください。

「治らない」と「繰り返す」は同じではありません

予約時に確認したい大切な点が、同じ病変が残っているのか、それとも一つずつは治るものの、別の場所に繰り返しているのかという違いです。

同じ場所に残り続けている

次のような経過は、「同じ病変が治らない」状態です。

  • 同じ場所の潰瘍が閉じない
  • 同じ白い部分が消えない
  • 同じ赤い部分が残っている
  • 同じしこりが小さくならない
  • 一度治ったように見えても、同じ場所がまた崩れる
  • 入れ歯や歯が当たる場所の傷が残り続ける

このような場合は、病変の原因を一度確認したほうがよいでしょう。

一つは治るが、別の場所に新しくできる

再発性アフタ性口内炎では、一つの口内炎が治る頃に、舌、頬、唇など別の場所へ新しい口内炎ができることがあります。

これは、同じ潰瘍が何週間も残っている状態とは異なります。

ただし、

  • 毎月のように繰り返す
  • 一度にたくさんできる
  • 以前より大きく、深くなった
  • 発熱や強い倦怠感がある
  • 目、皮膚、関節、お腹などにも症状がある

という場合は、口の中だけでなく、全身状態を含めた確認が必要になることがあります。

日本口腔外科学会も、一般的なアフタは1~2週間で治る一方、再発を繰り返す場合には、ほかの症状と合わせて評価が必要になることを説明しています。

予約時には、

「同じ場所に2週間以上残っています」

または、

「一つずつは治りますが、別の場所に何度もできます」

とお伝えいただくと、経過を整理しやすくなります。

病名ではなく、見えている状態をそのままお伝えください

電話や公式LINEで症状を伝えるときに、正しい病名を言わなければならないと考える必要はありません。

受付では、電話や写真だけで、

  • アフタ性口内炎
  • 白板症
  • 口腔カンジダ症
  • 口腔扁平苔癬
  • 口腔がん

などを診断することはできません。

患者さんにも、病名を推測していただく必要はありません。

例えば、次のような表現で十分です。

「舌の右側に、えぐれたような傷があります」

「頬の内側に、白い部分があります」

「白い部分と赤い部分が混ざっています」

「下唇の内側に、痛くないしこりがあります」

「歯ぐきが赤く、皮が剥けるようになりました」

「口の中の複数箇所に水疱のようなものがあります」

口腔粘膜の病変は、潰瘍、白色変化、赤色変化、水疱、粘膜の剥離、しこりなど、見えている形から情報を整理します。

受付の役割は病名を決めることではなく、症状の場所、経過、緊急性を確認し、診察につなげることです。

歯科予約での症状の伝え方については、[歯医者の予約で症状はどう伝える?]でも詳しくご案内しています。

口内炎・潰瘍・ただれが治らない場合

患者さんが「口内炎」と感じているものには、さまざまな状態が含まれます。

歯や詰め物が当たっていないか確認します

口内炎のような傷ができた場所に、次のようなものが当たっていないか確認してみてください。

  • 欠けた歯
  • 尖った歯
  • 詰め物や被せ物の縁
  • 入れ歯
  • 矯正装置
  • マウスピース
  • 頬や舌を噛みやすい歯並び

ただし、病変を指で何度も触ったり、尖った部分を自分で削ったりする必要はありません。

歯や装置が当たっているように感じる場合は、そのことを予約時にお伝えください。

診察では、傷だけを見るのではなく、原因になりそうな歯、詰め物、入れ歯なども確認します。

「入れ歯が当たっているだけ」と決めつけない

入れ歯の縁が当たって傷ができることはあります。

しかし、「入れ歯が原因だから、そのうち治るだろう」と長期間そのままにしていると、粘膜への刺激が続きます。

本当に入れ歯だけが原因なのか、別の病変が重なっていないかは、診察しなければ分かりません。

入れ歯が当たる場所に傷がある場合は、傷の確認と入れ歯の調整を一緒に行います。来院時には、普段使用している入れ歯をお持ちください。

以前の口内炎の薬を長く使っている

口腔内用のステロイド軟膏は、アフタ性口内炎や一部の炎症性粘膜疾患に使われます。

しかし、口の中のすべての潰瘍、白い病変、感染症に適しているわけではありません。

以前処方された軟膏を何週間も使用している、塗っても治らない、塗ると一時的に楽になるものの同じ場所に再発するという場合は、薬の名前と使用期間をお伝えください。

自己判断で以前の軟膏を使い続けず、詳しくは[口腔内のステロイド軟膏の効果や副作用、正しい使い方]も参考にしてください。

白い病変は、すべて同じものではありません

口の中が白く見える原因には、複数のものがあります。

例えば、

  • 頬や舌への摩擦による角化
  • 口腔カンジダ症
  • 口腔扁平苔癬
  • 白板症
  • 熱い食べ物によるやけど
  • 薬剤による粘膜障害
  • 腫瘍性病変

などです。

白い病変の中には、比較的均一で平らなものもあれば、表面がざらざらしているもの、厚みがあるもの、赤い部分や潰瘍を伴うものもあります。

患者さん自身が、鏡で見ただけで原因を区別することは困難です。

白い部分を無理に擦ったり、剥がしたりしないでください

口腔カンジダ症の一部では、白い付着物が取れることがあります。一方で、剥がれにくい白い病変もあります。

しかし、「取れるかどうか」をご自身で試すために、爪、歯ブラシ、綿棒などで強く擦るのは避けてください。

粘膜を傷つけて出血したり、病変の見た目が変わったりする可能性があります。

白い部分がある場合は、無理に剥がさず、そのままの状態で受診してください。

歯ぐきの白いできものは、歯が原因のこともあります

歯ぐきに白いできものがあり、膿のようなものが出る場合は、粘膜の病気ではなく、歯の根の先や歯周ポケットにたまった膿の出口である可能性もあります。

痛みがなくても、膿が外へ出ることで一時的に症状が落ち着いているだけで、原因が治っているとは限りません。

詳しくは、[歯ぐきに白いできもの・膿の袋があるのは何?]で解説しています。

赤い病変や、白と赤が混じる病変も確認が必要です

口の中の病変は、白くなるものだけではありません。

  • 同じ場所の赤みが消えない
  • 表面がつるつるしている
  • 赤くただれている
  • 白い部分の中に赤い部分がある
  • 食事のたびに強くしみる
  • 触れると出血する
  • 表面が剥けている

といった場合も、一度確認したほうがよいでしょう。

赤い病変には、外傷や炎症、口腔カンジダ症、口腔扁平苔癬、薬による粘膜障害などが含まれます。口腔がんや口腔潜在的悪性疾患でも赤色・白色の変化がみられることがありますが、色だけで診断することはできません。

舌が赤く、平らに見える、ヒリヒリする場合には、鉄・ビタミン不足、口腔乾燥、口腔カンジダ症などが関係していることもあります。

詳しくは、[赤く、平滑で、痛い舌をどう診るか?]でも解説しています。

白い苔が見えなくても、口腔カンジダ症のことがあります

口腔カンジダ症というと、舌や頬に白い苔のようなものが付着する病気を想像するかもしれません。

しかし、口腔カンジダ症には、白い付着物が目立たず、粘膜が赤くなったり、舌が平らに見えたりするタイプもあります。

  • 舌が赤く、ヒリヒリする
  • 味の濃いものや熱いもので痛む
  • 味が分かりにくい
  • 口が乾く
  • 入れ歯の下が赤い
  • 口角が切れる

といった症状がみられることがあります。

日本口腔外科学会も、白苔が目立つタイプだけでなく、白苔のない萎縮性・紅斑性カンジダ症や、白色部分が剥がれにくい慢性のタイプがあることを説明しています。

予約時には、次のような背景があればお伝えください。

  • 入れ歯を使用している
  • 口が乾きやすい
  • 最近、抗菌薬を服用した
  • 吸入ステロイドを使用している
  • 糖尿病がある
  • 抗がん薬や免疫を抑える治療を受けている
  • 口内炎用のステロイド軟膏を長く使用している

詳しくは、[舌が白いときに考える口腔カンジダ症]も参考にしてください。

痛くないしこりや硬い部分もご相談ください

口の中のしこりには、炎症、膿の出口、唾液がたまる袋、慢性的な刺激による組織の増殖、良性腫瘍、悪性腫瘍など、さまざまな原因があります。

診断には、見た目だけでなく、硬さ、動き、周囲との境界などの確認が必要です。

予約時には、次の点を分かる範囲でお伝えください。

  • いつ頃からあるか
  • 少しずつ大きくなっているか
  • 硬いか、軟らかいか
  • 潰れて小さくなり、また膨らむか
  • 表面の色は粘膜色、赤色、青紫色のどれに近いか
  • 出血するか
  • しびれがあるか
  • 表面に傷があるか
  • 首にも腫れやしこりがあるか

しこりを何度も押したり、針で刺したり、潰したりしないでください。

一時的に小さくなったとしても、原因が分かったことにはなりません。

歯ぐきから骨のようなものが見える場合

歯ぐきや抜歯した場所から硬いものが見える、触れると骨のようにざらざらする、傷や膿が長く治らない場合もご相談ください。

特に、骨粗しょう症やがんの骨転移などに対して、ビスホスホネート製剤、デノスマブなどの骨を守る薬や、一部のがん治療薬を使用している方は、薬の名前と最終投与日を予約時にお伝えください。

薬剤に関連する顎骨壊死・顎骨骨髄炎では、顎の痛みや腫れ、歯のぐらつき、唇周囲のしびれ、抜歯後の治りにくさ、歯ぐきからの骨露出や排膿などが手掛かりになることがあります。

ただし、薬は自己判断で中止しないでください。必要に応じて、歯科医師と薬を処方した医師が情報を共有して対応します。

歯ぐきの皮が剥ける、水疱ができる場合

「口内炎」という言葉からは、丸く小さな傷を想像しやすいと思います。

しかし、口腔粘膜の病気の中には、

  • 歯ぐき全体が赤くただれる
  • 歯磨きをすると粘膜が剥ける
  • 口の中に水疱ができる
  • 水疱が破れて広い傷になる
  • 頬や舌の複数箇所にびらんができる
  • 白い網目状・レース状の模様がある

という症状を示すものもあります。

感染症、口腔扁平苔癬、免疫の異常によって粘膜に水疱やびらんができる病気、薬剤性の粘膜障害などが含まれるため、一般的な口内炎だと決めつけずにご相談ください。

白い網目状の模様、赤み、びらんなどを生じる口腔扁平苔癬については、[口腔扁平苔癬の原因、症状、診断、治療法]で詳しく解説しています。

受付で伝えていただきたい9つのこと

予約時にすべてを正確に答える必要はありません。

分かる範囲で、次の内容をお知らせください。

1.いつ頃からあるか

正確な日付が分からなくても構いません。

「先週から」「今月の初め頃から」「1か月くらい前から」など、おおよその期間をお伝えください。

2.どこにあるか

舌、頬、唇、歯ぐき、上あご、舌の下など、分かる範囲で場所をお知らせください。

舌の場合は、「右側」「左側」「先端」「裏側」なども伝えていただくと分かりやすくなります。

3.同じ場所に残っているか

同じ病変が治らずに残っているのか、一つは治って別の場所へ繰り返しているのかをお伝えください。

4.どのように見えるか

「えぐれている」「白い」「赤い」「白と赤が混じる」「丸く膨らんでいる」「水疱がある」「皮が剥けている」など、見えたままの表現で構いません。

5.大きさや形が変わっているか

「米粒くらい」「小豆くらい」「1円玉くらい」など、身近なものに例えても構いません。

少しずつ大きくなっている、盛り上がってきた、表面がざらざらしてきたなどの変化もお知らせください。

6.痛み以外の症状があるか

出血、しびれ、飲み込みにくさ、話しにくさ、舌の動かしにくさ、口の開けにくさなどがあればお伝えください。

7.歯や装置が当たっていないか

欠けた歯、詰め物、被せ物、入れ歯、矯正装置、マウスピースなどが近くにないか確認します。

8.口以外の症状があるか

発熱、皮膚の発疹、目の充血、首のしこり、関節痛、腹痛、下痢などがあれば、そのこともお知らせください。

9.最近始めた薬や治療があるか

処方薬だけでなく、市販薬、吸入薬、注射薬、健康食品、サプリメントなども含みます。

お薬手帳、薬の袋、スマートフォンの薬剤情報などをご用意いただくと確認がスムーズです。

電話・WEB・公式LINEでは、このようにお伝えください

症状をきれいな文章にまとめる必要はありません。

次の例を参考に、分かる範囲でお伝えください。

口内炎のような傷がある場合

舌の右側に口内炎のような傷があり、2週間以上治りません。少しずつ大きくなっているように見えます。

白い部分がある場合

頬の内側に白い部分があり、3週間くらい残っています。痛みはありませんが、同じ場所にあります。

しこりがある場合

下唇の内側に、痛くないしこりが1か月ほどあります。時々小さくなりますが、また膨らみます。

入れ歯が当たっている場合

入れ歯が当たる場所に傷があり、2週間以上治りません。入れ歯の調整も含めて診てほしいです。

骨のようなものが見える場合

抜歯した場所から硬いものが見えます。骨粗しょう症の注射を受けています。薬の名前はお薬手帳で確認できます。

口以外にも症状がある場合

新しい薬を飲み始めた後から、口の中が広くただれています。発熱と目の充血、皮膚の発疹もあります。

最後の例のように、新しい薬の後の高熱、眼症状、皮膚症状を伴う場合は、通常の歯科予約ではなく、処方した医療機関や救急医療機関への速やかな連絡が必要になることがあります。

急速な腫れ、息苦しさ、飲み込みにくさ、出血などがある場合は、公式LINEやWEB予約の確認を待たず、お電話で状況をお伝えください。

受診前にしておくとよいこと

病変に気づいた日をメモしておくと、経過を確認する際に役立ちます。

可能であれば、同じ明るさ、同じ角度で写真を残しておくと、大きさや色の変化を比較しやすくなります。

ただし、写真を撮り続けるために受診を延期する必要はありません。また、写真だけでは病変の硬さ、深さ、周囲との境界までは確認できないため、診断には対面での診察が必要です。

来院時には、次のものをご用意ください。

  • マイナ保険証、または資格確認書
  • お薬手帳またはスマートフォンの薬剤情報
  • 使用中の入れ歯
  • マウスピースや取り外せる矯正装置
  • 経過を撮影した写真
  • 紹介状や検査結果がある場合は、その資料

ブランデンタルクリニックでは、マイナンバーカードだけでなく、対応するスマートフォンによるマイナ保険証の受付にも対応しています。

従来の健康保険証は有効期限が終了しており、医療機関の受付ではマイナ保険証または資格確認書を提示する仕組みに移行しています。

受診前に避けたいこと

  • 白い部分を強く擦る、無理に剥がす
  • しこりを針で刺す、押して潰す
  • 傷を指や舌で何度も触る
  • 尖った歯や詰め物を自分で削る
  • 市販薬を次々と塗り替える
  • 以前処方された薬を長期間使い続ける
  • 処方薬を自己判断だけで中止する
  • 痛い場所を無理に強く磨く

口の中は、痛くない範囲で優しく清潔に保ち、辛い物、熱すぎる物、アルコールなど、強くしみるものは控えましょう。

診察では、病変だけでなく口の中全体を確認します

診察では、気になっている場所だけを見るとは限りません。

口腔粘膜の病変は、歯、詰め物、入れ歯、唾液、薬、全身状態などと関係していることがあるためです。

まず、いつから症状があるか、以前にも同じ症状があったか、薬や持病がないかなどを確認します。

その後、必要に応じて、

  • 病変の色や形
  • 表面の状態
  • 大きさ
  • 硬さ
  • 周囲との境界
  • 出血の有無
  • 舌や粘膜の動き
  • 近くに尖った歯や詰め物がないか
  • 入れ歯が当たっていないか
  • 歯や歯周ポケットからの感染がないか
  • 首や顎の下に腫れがないか

などを確認します。

歯や入れ歯による刺激が疑われる場合は、刺激源を調整し、その後の治り方を見ることがあります。

歯の感染が疑われる場合には、必要に応じてレントゲン撮影などを行います。

初診当日に必ず組織検査をするわけではありません

「2週間以上治らない病変を診てもらうと、すぐに組織を取られるのでしょうか」

と不安に思う方もいらっしゃいます。

すべての患者さんが、初診当日に組織検査を受けるわけではありません。

診察後の対応は、病変の状態によって異なります。

  • 歯や入れ歯などの刺激源を調整して経過を見る
  • 口腔乾燥や薬の影響を確認する
  • 感染症などを疑って検査や治療を検討する
  • 一定期間後に再度確認する
  • 専門医療機関へ紹介する

といった流れがあります。

口腔粘膜疾患の中には、確定診断のために組織の一部を採取する生検が必要なものもありますが、必要性は診察後に判断されます。

必要な場合は、歯科口腔外科などへご紹介します

診察の結果、より詳しい検査や専門的な診断が必要と考えられる場合には、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、皮膚科、内科などの医療機関へご紹介することがあります。

例えば、次のような場合です。

  • 同じ場所に病変が長く残っている
  • 周囲に硬さがある
  • 白い部分と赤い部分が混在している
  • 表面が不均一である
  • 少しずつ大きくなっている
  • 刺激の原因を調整しても治らない
  • 出血、しびれ、舌の運動障害がある
  • 首にも腫れやしこりがある
  • 診断を確定するための組織検査が必要である

専門医療機関への紹介は、口腔がんと確定したという意味ではありません。

必要な検査や専門的な評価を受けるために、適切な医療機関へつなぐものです。

国立がん研究センターも、気になる口腔症状がある場合は歯科や耳鼻咽喉科を受診し、詳しい検査が必要なときは頭頸部外科や歯科口腔外科などの専門医療機関を受診する場合があると案内しています。

よくあるご質問

2週間以上治らないと、口腔がんでしょうか

2週間以上続くことだけで、口腔がんと決まるわけではありません。

歯や入れ歯による刺激、感染症、慢性的な粘膜疾患、薬の影響など、さまざまな原因があります。

ただし、見た目だけでは区別できないことがあるため、一度確認する目安になります。

痛くなければ、もう少し様子を見てもよいですか

痛みの有無だけでは判断できません。

痛くなくても、同じ場所の白い部分、赤い部分、しこり、硬さが残っている場合や、少しずつ大きくなっている場合はご相談ください。

一般の歯医者でも診てもらえますか

まず一般歯科へ相談して構いません。

歯や詰め物、入れ歯による刺激、歯の感染などを確認した上で、必要な場合は専門医療機関へご紹介します。

入れ歯が当たっているだけだと思います

入れ歯の調整が必要な可能性があります。

ただし、傷が長く残っている場合は、入れ歯だけでなく粘膜の状態も確認します。来院時には、普段お使いの入れ歯をお持ちください。

白い部分を擦って確認してもよいですか

無理に擦ったり剥がしたりしないでください。

粘膜を傷つける可能性がありますので、そのままの状態で受診してください。

写真をLINEで送れば診断できますか

写真は、病変の場所や経過を確認する参考になります。

ただし、硬さ、深さ、周囲の状態などは写真だけでは判断できません。最終的には、対面での診察が必要です。

口内炎が毎回違う場所にできます

同じ病変が治らず残っている状態とは異なります。

ただし、頻繁に繰り返す、一度に多数できる、以前より大きい、発熱や口以外の症状を伴う場合はご相談ください。

口の中のしこりを潰してもよいですか

針で刺したり、何度も押して潰したりしないでください。

一度小さくなっても再び膨らむ病変があり、繰り返し傷つけると出血や感染につながることがあります。

紹介されたら、口腔がんということですか

紹介された時点で口腔がんと決まったわけではありません。

組織検査や画像検査など、一般歯科では行わない詳しい評価が必要な場合に、専門医療機関へご紹介します。

何科へ行けばよいか分からない段階で、相談して構いません

「口内炎なのか、別のできものなのか分からない」

「口腔外科へ直接行くべきか迷っている」

「痛くないので、歯医者へ予約してよいか分からない」

そのような段階でご相談いただいて構いません。

受付では病名を決めるのではなく、

  • いつからあるか
  • どこにあるか
  • どのように見えるか
  • 同じ場所に残っているか
  • 大きさや症状が変化しているか
  • 口以外の症状があるか
  • 最近始めた薬や治療があるか

を確認しながらご案内します。

口内炎、白い病変、赤い病変、しこりが2週間以上残っている場合や、短期間でも硬さ、出血、しびれ、増大などの変化がある場合は、一度歯科へご相談ください。

ブランデンタルクリニックへのご予約

ブランデンタルクリニックでは、公式LINE、WEB予約、お電話からご予約いただけます。

WEB予約や公式LINEでは、症状を記入できる欄に、

「舌の横の口内炎が2週間以上治らない」

「頬の内側に痛くない白い部分がある」

「下唇にしこりがあり、1か月ほど残っている」

など、分かる範囲でご入力ください。

急速な腫れ、強い痛み、出血、飲み込みにくさなどがある場合は、メッセージの確認を待たず、お電話で症状をお伝えください。

ブランデンタルクリニック
〒730-0032
広島県広島市中区立町2-1 立町中央ビル4F
電話:082-258-6411

広島電鉄「立町」電停から徒歩約1分です。立町中央ビルの1階には、すき家があります。エレベーターで4階までお越しください。

広島駅、紙屋町、八丁堀、本通方面からの来院方法は、[広島駅・紙屋町・八丁堀・本通から立町の歯医者へのアクセスガイド]でご案内しています。

息が苦しい、唾液も飲み込めない、舌の下や首が急速に腫れている、高熱とともに目・口・皮膚がただれている場合は、通常の歯科予約や医院からの返信を待たず、119番への連絡を含めた緊急対応を行ってください。

参考文献

  1. 国立がん研究センター がん情報サービス「舌がんについて」 
  2. 日本歯科医師会「口腔がんについて 正しく知ろう」 
  3. 公益社団法人日本口腔外科学会「口腔粘膜疾患」 
  4. 公益社団法人日本口腔外科学会「口の粘膜が痛い・ヒリヒリする」 
  5. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「重篤副作用疾患別対応マニュアル(患者・一般の方向け)」 
  6. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「重篤副作用疾患別対応マニュアル(医療関係者向け)」 
  7. 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)について」 

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