妊婦健診の歯科項目・内容は?妊婦歯科健診で何をする?広島市の費用・時期・持ち物まで解説|広島市中区立町の歯医者(紙屋町、八丁堀、袋町からすぐで通いやすい)|ブランデンタルクリニック|土曜日、日曜日、祝日診療

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妊婦健診の歯科項目・内容は?妊婦歯科健診で何をする?広島市の費用・時期・持ち物まで解説

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2024年10月19日

妊婦健診の歯科項目・内容は?妊婦歯科健診で何をする?広島市の費用・時期・持ち物まで解説

(受付さんの備忘録)

はじめに

妊娠すると、産婦人科では定期的に「妊婦健診」を受けるようになります。

その一方で、母子健康手帳や自治体からの案内を見て、

  • 「妊婦歯科健診も受けた方がいいの?」
  • 「歯科では何を調べるの?」
  • 「痛いところがないのに歯医者へ行く必要がある?」
  • 「無料と書いてあるけれど、歯石取りやむし歯治療も無料なの?」
  • 「つわりがあるけれど、今受けても大丈夫?」

と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

受付でも、妊娠中の患者さんから「妊婦健診の歯科って、普通の歯医者の検診と何が違うんですか?」と聞かれることがあります。

妊婦歯科健診は、妊娠中のお口の現在地を確認し、むし歯や歯ぐきの異常などを早めに見つけ、必要なセルフケアや歯科治療につなげるための健康診査です。

広島市では、妊娠中に1回、委託する歯科医療機関で無料の妊婦歯科健康診査を受けられる制度があります。

ただし、ここで最初に知っておきたいのが、「無料の妊婦歯科健診」と「その後に必要となる歯石取りやむし歯治療」は同じものではないという点です。

妊婦歯科健診では実際に何をするのか、健診の項目・内容、受ける時期、費用、持ち物、予約時に伝えてほしいこと、そして健診で問題が見つかった後まで、受付さんの備忘録として順番にご案内します。

妊婦健診の「歯科」とは?産婦人科の妊婦健診とは別です

まず整理しておきたいのが、「妊婦健診」と「妊婦歯科健診」の違いです。

産婦人科などで受ける妊婦健診では、妊婦さん自身の健康状態や赤ちゃんの発育などを確認します。

一方、妊婦歯科健診は、歯・歯ぐき・お口の清掃状態などを確認する歯科の健康診査です。

同じ「妊婦健診」という言葉が入っているため一続きの健診のように見えますが、歯科については歯科医療機関などで別に受診します。

また、妊婦歯科健診の回数、費用、公費負担の範囲、受診できる場所などは全国一律ではありません。自治体によって制度が異なるため、自分が住んでいる市区町村の案内を確認することが大切です。

広島市では妊娠中に1回、無料で妊婦歯科健康診査を受けられます

広島市では、妊娠中に1回、無料で妊婦歯科健康診査を受けることができます。

受診するときは、母子健康手帳別冊1にある「妊婦歯科健康診査受診票・結果票」を使用します。

ここは受付上とても大切なポイントですが、広島市は、受診票・結果票の「受診者欄」をあらかじめ記入したうえで、委託歯科医療機関を受診するよう案内しています。

詳しい制度については、広島市の母子健康手帳別冊の案内でも確認できます。

公費の妊婦歯科健康診査を利用したい場合は、受診予定の歯科医院が広島市の委託する協力医療機関であるか、予約時に確認しておくと安心です。

妊婦歯科健診では何をする?主な項目と内容

では、実際に妊婦歯科健診へ行くと、何をするのでしょうか。

細かな診査方法は自治体や歯科医療機関によって異なりますが、大きく分けると、妊娠中の体調やお口の困りごとを確認したうえで、むし歯、歯ぐき、歯石・プラーク、口腔清掃状態などを確認し、必要に応じて歯科保健指導につなげます。

① 妊娠週数や体調、お口の困りごとを確認します

妊婦歯科健診では、歯だけを見ればよいわけではありません。

妊娠中の歯科診療では、現在の妊娠週数や体調も大切な情報になります。

  • 現在の妊娠週数
  • 出産予定日
  • つわりの程度
  • 仰向けになると苦しくないか
  • 歯の痛みやしみる症状がないか
  • 歯ぐきの腫れ・出血がないか
  • 現在服用している薬があるか
  • 産婦人科から注意を受けていることがないか

などを確認することがあります。

特に「妊婦歯科健診を受けたい」という場合でも、今すでに強い歯痛や腫れがあるなら、そのことを予約時から伝えてください。

健診を目的とした受診と、今起きている症状を診察する受診では、必要となる時間や対応が変わることがあります。

妊娠中・授乳中に予約するときの伝え方については、妊娠中・授乳中に歯医者を予約するときは何を伝える?受付で確認したいことでも詳しくご案内しています。

② むし歯がないか確認します

妊婦歯科健診では、むし歯の有無も確認します。

「痛くないから大丈夫」と思っていても、むし歯のすべてが初めから痛むわけではありません。

目で確認できる範囲を中心に、治療していないむし歯がないか、以前治療した歯に気になるところがないか、歯が欠けたり詰め物が外れたりしていないかなどを確認します。

妊娠中は、食事を一度にたくさん食べにくくなって少量ずつ食べる回数が増えたり、つわりによって十分に歯磨きできない日があったりすることがあります。

嘔吐を繰り返せば胃酸によって口の中が酸性に傾く時間が増えることもあり、妊娠前とは違った口腔環境になる場合があります。

だからこそ、歯が痛くなってからではなく、症状がない時期に一度確認しておくことにも意味があります。

③ 歯ぐきの腫れや出血がないか確認します

妊娠中に「最近、歯磨きをすると血が出るようになった」と感じる方もいます。

妊娠に伴うホルモン環境や免疫反応などの変化によって、歯ぐきの炎症が目立ちやすくなることがあります。

妊婦歯科健診では、歯ぐきの赤み、腫れ、出血などを確認し、歯肉炎や歯周病を疑う所見がないかを見ていきます。

ここで大切なのは、妊娠性歯肉炎と歯周炎を同じものとして考えないことです。

妊娠中に歯ぐきから血が出たからといって、それだけで重度の歯周病と決まるわけではありません。

また、妊娠性歯肉炎そのものと早産・低出生体重児との直接的な関係も、単純に断定できるものではありません。

「妊娠中だから仕方ない」と放置するのでも、「血が出たから赤ちゃんに影響する」と怖がるのでもなく、まず実際の歯ぐきの状態を確認することが大切です。

妊娠中の歯ぐきの腫れや歯磨きについては、妊娠中に歯ぐきが腫れるのはなぜ?つわり中の歯磨きと歯医者の受診目安でも詳しく解説しています。

④ 歯石やプラーク、お口の清掃状態を確認します

妊婦歯科健診では、「むし歯があるか、ないか」だけを見るわけではありません。

歯石やプラークの付着、お口の中の清掃状態も確認します。

どこに汚れが残りやすいのか、歯と歯の間まで清掃できているのか、今の歯ブラシだけで十分なのかなどを確認することで、その人に合ったセルフケアにつなげることができます。

フロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどが向いているかどうかは、歯並びや歯ぐきの状態によっても違います。

妊娠をきっかけに、普段の歯磨き方法を一度見直してみるのもよいでしょう。

⑤ そのほか、お口の中に異常がないか確認します

妊娠中には、歯や歯ぐき以外にも口の中の変化が現れることがあります。

たとえば、妊娠に伴って歯ぐきの一部にできもののような腫れが生じる「妊娠性エプーリス」がみられる場合があります。

最近できたものがある、触れると出血する、大きくなってきた、食事のときに当たるなど、気になる変化があれば健診時に伝えてください。

「妊娠中だから歯ぐきが腫れるのは仕方ない」と自己判断せず、一度確認してもらうことが大切です。

妊婦歯科健診は「無料のクリーニング」ではありません

受付で誤解が生じやすいところなので、ここは特に大切です。

妊婦歯科健診が無料だからといって、歯石取り、クリーニング、むし歯治療などがすべて無料になるわけではありません。

妊婦歯科健診は、まず現在のお口の状態を確認する「健康診査」です。

その結果、さらに詳しい検査や治療が必要と判断された場合には、公費健診とは別の歯科診療へ進むことがあります。

歯石が見つかった場合

歯石が付着しているからといって、妊婦歯科健診の中でその場ですべて除去するとは限りません。

歯ぐきの状態などを確認し、必要に応じて歯石除去や歯周治療を別の診療として相談します。

むし歯が見つかった場合

むし歯についても同じです。

健診でむし歯が疑われた場合、その歯についてさらに詳しく診査し、本当に治療が必要なのか、どのくらい急ぐのか、妊娠中にどこまで治療するのかなどを検討します。

つまり、妊婦歯科健診は「その日に全部治療する日」というより、これから何をした方がよいのかを整理する入口と考えると分かりやすいでしょう。

妊婦歯科健診はいつ受ける?「安定期まで歯医者に行けない」は誤解です

妊婦さんからよく聞かれるのが、「歯医者は安定期になってからじゃないとダメですよね?」という質問です。

安定期になるまで、歯科受診そのものを待つ必要はありません。

日本産婦人科医会でも、歯科受診は妊娠中のどの時期でも可能としたうえで、つわりや妊娠後期の身体的負担などを考えながら受診時期を調整する考え方が示されています。

つまり、「妊娠中期だけが歯医者へ行ってよい唯一の安全な時期」という意味ではありません。

妊娠中期は「唯一安全な時期」ではなく「受診しやすいことが多い時期」

妊娠初期はつわりが強く、口を長く開けていること自体がつらい方もいます。

一方、妊娠後期になるとお腹が大きくなり、移動そのものや長時間の仰向け姿勢が負担になる場合があります。

そのため、特に強い症状がなく計画的に妊婦歯科健診を受けるのであれば、つわりが落ち着き、比較的体調のよい時期は受診しやすいことが多いでしょう。

ただし、「何週だから絶対に大丈夫」「何週だから受診してはいけない」と週数だけで決めるのではなく、その日の体調や妊娠経過も合わせて考えることが大切です。

強い歯痛や腫れは「安定期まで我慢」しないでください

ここは妊婦歯科健診とは分けて考えましょう。

  • 強い歯痛がある
  • 歯ぐきや顔が腫れている
  • 膿が出る
  • 発熱を伴う
  • 歯をぶつけた
  • 詰め物・被せ物・仮歯が取れて強くしみる

といった症状がある場合には、「安定期になるまで待とう」と自己判断して我慢しないでください。

必要な歯科診療を妊娠していることだけを理由に一律に先送りすると、かえって症状が悪化して治療の負担が大きくなる場合があります。

予約時には「妊娠○週です」と伝えるとともに、現在どんな症状があるのかも具体的に伝えてください。

妊婦歯科健診へ行くときの持ち物

広島市の妊婦歯科健康診査を受ける場合には、予約前に必要なものを確認しておきましょう。

母子健康手帳

妊娠週数や妊娠経過などを確認するためにも、母子健康手帳を持参しておくと安心です。

妊婦歯科健康診査受診票・結果票

広島市の公費による妊婦歯科健康診査では、母子健康手帳別冊1の「妊婦歯科健康診査受診票・結果票」を使用します。

受診前に、受診者欄を記入しておきましょう。

「母子健康手帳さえ持って行けば大丈夫」と思って受診票を忘れないよう、一度別冊も確認してみてください。

マイナ保険証または資格確認書

妊婦歯科健診そのものは無料でも、その結果、むし歯治療や歯石除去などの保険診療が別に必要になる場合があります。

そのため、保険資格を確認できるマイナ保険証または資格確認書も持参しておくと安心です。

ブランデンタルクリニックでは、スマートフォンを利用したマイナ保険証の読み取りにも対応しています。

お薬手帳や現在飲んでいる薬が分かるもの

妊娠中に薬を使用している場合は、お薬手帳や服薬内容が分かるものも持参してください。

「妊婦だから薬は全部危険」というわけではありません。

一方で、薬によって妊娠中の使用方法や注意点が異なり、妊娠週数や全身状態によって判断が変わることもあります。

自己判断で普段の薬を中止せず、現在何を使用しているかを歯科医師に伝えてください。

予約するとき、受付には何を伝えればいい?

予約時にすべてを詳しく説明する必要はありません。

まずは、次の3点を伝えていただければ状況を整理しやすくなります。

  • 「広島市の妊婦歯科健康診査を受けたい」ということ
  • 現在の妊娠週数
  • 歯痛・腫れなど現在困っている症状があるか

特に痛みや腫れがある場合は、単に「妊婦歯科健診を予約したいです」で終わらせず、「昨日から右下の奥歯がズキズキしています」など、症状も一緒に伝えてください。

つわりが強い、仰向けが苦しい、長時間の診療が不安など、診療姿勢について心配なことがある場合も予約時に相談できます。

より詳しい受付での伝え方は、妊娠中・授乳中に歯医者を予約するときは何を伝える?受付で確認したいことをご覧ください。

つわりで歯磨きができていなくても、妊婦歯科健診へ行っていい?

もちろん相談して構いません。

「きれいに磨けていないから、歯医者へ行くのが恥ずかしい」と思う必要はありません。

むしろ、なぜ磨けないのか、どこが難しいのかを確認することも歯科健診の意味の一つです。

妊娠中は、歯ブラシを口の奥に入れると吐きそうになる、歯磨剤の香りがつらい、朝は特に磨けない、食後すぐには気持ち悪くなるといったこともあります。

そのような場合は、体調のよい時間帯に磨く、小さめの歯ブラシを使う、香りの強い歯磨剤を無理に使わないなど、その人の状態に合わせて工夫できます。

つわり中の歯磨きや歯ぐきのケアについては、妊娠中に歯ぐきが腫れるのはなぜ?つわり中の歯磨きと歯医者の受診目安でも詳しくご案内しています。

歯ぐきから血が出るけれど、赤ちゃんに影響する?

「歯周病と早産や低出生体重児に関連がある」と聞いて、不安になっている方もいるかもしれません。

歯周炎と早産・低出生体重児などとの関連については、多くの研究が行われています。

一方で、妊娠中の歯周治療によって妊娠・出産の結果をどこまで改善できるのかについては、研究結果がすべて一致しているわけではありません。

また、先ほどお話ししたように、妊娠性歯肉炎と歯周炎は同じものではありません。

そのため、

「歯磨きをしたら血が出た」→「重い歯周病だ」→「赤ちゃんに影響する」

と一直線に考える必要はありません。

怖い数字だけを見て心配するより、まず自分の歯ぐきが実際にどのような状態なのかを確認することが大切です。

妊婦歯科健診は、その確認のきっかけになります。

妊娠と歯周病の関係についてさらに詳しく知りたい方は、妊娠中のお口の健康と歯周病についての記事も参考にしてください。

妊娠中にレントゲンや麻酔が必要と言われたら?

「妊娠中にレントゲンを撮って大丈夫?」

「麻酔をしたら赤ちゃんに影響しない?」

という心配もよくあります。

まず、妊婦歯科健診を受けたら必ずレントゲン撮影や局所麻酔をするわけではありません。

妊婦歯科健診は、基本的にはお口の状態を確認する健康診査です。

その後、痛みの原因を詳しく調べる必要がある、むし歯の深さを確認する必要がある、実際に治療を行う必要があると判断された場合に、レントゲンや局所麻酔を個別に検討します。

現在の考え方では、必要な歯科診療、歯科X線撮影、局所麻酔などを妊娠しているという理由だけで一律に避けるものではありません。

大切なのは、妊娠していることを歯科側へ伝え、妊娠週数や全身状態、治療の必要性を踏まえて判断することです。

妊娠中の歯科治療全体については、安心・安全なマタニティ歯科についての記事で詳しくご案内しています。

レントゲンについて詳しく知りたい方は、妊婦さんの歯科治療でのレントゲン撮影は大丈夫?もあわせてご覧ください。

妊婦歯科健診で「治療が必要」と言われたらどうなる?

健診を受けて、

  • 「むし歯があります」
  • 「歯石が付いています」
  • 「歯ぐきの詳しい検査をした方がよいです」

と言われても、必要以上に心配する必要はありません。

まず、何が見つかったのか、どの程度なのか、どのくらい急いで対応する必要があるのかを整理します。

その日に全部治療するとは限りません

同じ「むし歯」でも、小さく症状のないものと、強い痛みや感染を起こしているものでは優先順位が違います。

歯ぐきの問題についても、少量の歯石がある場合と、強い腫れや深い歯周ポケットを伴う場合では対応が違います。

必要な診査を行ったうえで、

  • 妊娠中に治療を進めるもの
  • 早めに処置した方がよいもの
  • 経過を確認しながら計画できるもの
  • 産後も含めて治療時期を検討できるもの

などに分けて考えることがあります。

必要に応じて産婦人科と情報共有することもあります

妊娠経過が順調であれば、通常の歯科治療を行えるケースは少なくありません。

ただし、妊娠経過に注意が必要な場合、持病がある場合、血圧や血糖など全身状態に問題がある場合、服用薬について確認が必要な場合、大きな処置を検討している場合などには、必要に応じて産婦人科の主治医と情報を共有することがあります。

「妊婦だから歯科治療は何もできない」のでもなく、「妊娠していても何でも通常どおり行う」のでもありません。

妊娠週数、妊娠経過、全身状態、歯の状態、治療の必要性を合わせて考えることが大切です。

症状がない人こそ、妊婦歯科健診を受ける意味があります

歯科医院は「歯が痛くなってから行くところ」というイメージがあるかもしれません。

しかし、妊婦歯科健診には、自分では気付いていなかった問題を確認するという役割があります。

むし歯も歯周病も、初期にははっきりした自覚症状が出ないことがあります。

「歯は痛くない」ことと「治療が必要なところが一つもない」ことは、同じではありません。

また、妊娠中は自分自身の体調や赤ちゃんのことが中心になり、自分の歯科受診は後回しになりがちです。

そして出産後は、授乳、睡眠不足、育児、仕事復帰などによって、さらに自分のための受診時間を確保しにくくなることがあります。

だから妊婦歯科健診を、「悪いところを探して怖がるための健診」ではなく、「出産前に一度、自分のお口の状態を整理しておく機会」として利用してみてください。

今すぐ治療する必要がないことが分かれば、それも大切な結果です。

治療が必要なら、出産までの時間を考えながら計画できます。

そして、かかりつけの歯科医院がなかった方にとっては、これからお口のことを相談できる場所を見つけるきっかけにもなります。

広島市で妊婦歯科健診を受ける前に確認しておきたいこと

広島市で妊婦歯科健康診査を受けようと思ったら、まず母子健康手帳別冊1を確認してみてください。

「妊婦歯科健康診査受診票・結果票」があることを確認し、受診者欄を記入したうえで、広島市の委託歯科医療機関へ予約します。

予約前に確認しておくとスムーズなこと

  • 妊娠週数
  • 出産予定日
  • 妊婦歯科健康診査受診票・結果票が手元にあるか
  • つわりなど現在の体調
  • 歯の痛み・腫れの有無
  • 現在使用している薬

全部分からなくても構いません。分かる範囲で伝えてください。

痛みや腫れがある場合は、妊婦歯科健診の日まで我慢しないでください

妊婦歯科健診を受けようと思っていたとしても、その前に強い歯痛や腫れが出た場合には、健診の日まで待つ必要はありません。

ブランデンタルクリニックでは、急な歯痛、腫れ、詰め物・被せ物の脱離などについて当日の電話相談を受け付けています。急患は同日診療が可能な場合がありますので、WEB予約だけでなく、お電話で現在の症状と来院可能な時間をお伝えください。

当院は広島市中区立町にあり、立町駅から徒歩1分、立町中央ビル4階です。1階のすき家が目印で、4階まではエレベーターをご利用いただけます。

妊娠中は階段の上り下りや長い移動自体が負担になることもあります。来院時に気分が悪い、仰向けがつらいなど体調面で心配なことがあれば、遠慮なく受付へお声がけください。

通常のご予約はWEB・LINE・電話をご利用いただけますが、強い痛みや腫れなど急患のご相談は電話がおすすめです。

妊婦歯科健診についてよくある質問

妊婦歯科健診は妊娠何週ごろに行けばいいですか?

「必ず妊娠○週」という全国共通の決まりはありません。

歯科受診自体は妊娠中のどの時期でも可能ですが、つわりが強い時期は口を開け続けることが負担になり、妊娠後期は移動や仰向け姿勢がつらくなることがあります。

特に症状がなければ、体調が比較的よい時期に早めに受診しておくと、もし治療が必要になった場合にもその後の計画を立てやすくなります。

妊娠初期に歯医者へ行っても大丈夫ですか?

妊娠初期だから歯科医院へ行ってはいけない、ということではありません。

ただし、つわりが強い場合には健診そのものが負担になることがあります。症状のない計画的な健診であれば体調を見ながら受診時期を相談し、痛みや腫れがある場合には初期でも歯科医院へ連絡してください。

妊娠後期でも妊婦歯科健診を受けられますか?

妊娠後期でも歯科受診はできます。

ただし、お腹が大きくなることで仰向けの姿勢や移動がつらくなる場合があります。

診療中に苦しくなったら我慢せず、その時点で歯科医師やスタッフへ伝えてください。

つわりで歯磨きができていなくても受診していいですか?

大丈夫です。

磨けていないことを責めるための健診ではありません。

どこが磨きにくいのか、どうすれば今の体調でも続けやすいのかを確認する機会にもなります。

妊婦歯科健診では歯石も取ってもらえますか?

妊婦歯科健診と歯石除去は同じものではありません。

健診で歯石や歯周病が見つかり、歯石除去などが必要と判断された場合には、別の歯科診療として行うことがあります。

むし歯が見つかったら、その日に治療しますか?

必ずその日に治療するわけではありません。

むし歯の状態、痛みの有無、妊娠週数、体調などを確認し、治療の必要性や時期を相談します。

一方で、強い痛みや感染がある場合には、必要な処置を先延ばしにしないことも重要です。

妊婦歯科健診ではレントゲンを必ず撮りますか?

必ず撮影するものではありません。

健診後に治療が必要となり、診断のためにX線撮影が必要と判断された場合には、妊娠中であることを踏まえたうえで個別に検討します。

歯ぐきから血が出るだけでも相談していいですか?

もちろんです。

妊娠中は歯ぐきの炎症が目立ちやすくなる一方、歯周炎など別の問題がないか確認することも大切です。

「妊娠中だから仕方ない」と決めつけず、一度状態を確認してもらいましょう。

痛い歯がある場合も妊婦歯科健診として予約すればいいですか?

予約時に、妊婦歯科健診を希望していることと同時に、歯が痛いことも必ず伝えてください。

痛みのある歯については、健診とは別に症状に対する診察が必要になる可能性があります。

広島市の妊婦歯科健診は本当に無料ですか?

広島市が実施する妊婦歯科健康診査そのものは無料です。

ただし、健診の結果、むし歯治療、歯石除去、歯周治療など別の歯科診療が必要になった場合、その治療まで無料になるわけではありません。

妊婦歯科健診の受診票をなくした・見つからない場合はどうすればいいですか?

広島市の公費による妊婦歯科健康診査では、「妊婦歯科健康診査受診票・結果票」を使用します。

受診票が見つからない場合は、自己判断で通常の歯科検診として予約する前に、広島市または受診予定の歯科医療機関へ確認してください。

再発行や受診方法について必要な確認をしたうえで予約するとスムーズです。

母子健康手帳だけ持って行けば大丈夫ですか?

広島市の公費健診では、母子健康手帳とは別に、母子健康手帳別冊1の「妊婦歯科健康診査受診票・結果票」を使用します。

受診者欄を記入したうえで持参してください。

また、健診後に別の保険診療が必要になる場合に備えて、マイナ保険証または資格確認書、お薬手帳なども持っておくと安心です。

里帰り出産中でも広島市の受診票を使えますか?

広島市の妊婦歯科健康診査は、市が委託する歯科医療機関で受診する制度です。

里帰り先など通常と異なる地域で受診したい場合には、受診票がそのまま利用できると自己判断せず、事前に広島市または受診予定の歯科医療機関へ確認してください。

妊婦歯科健診を受けないまま出産したらどうなりますか?

広島市の妊婦歯科健康診査は、妊娠中に受ける制度として案内されています。

出産後に同じ妊婦歯科健康診査受診票をそのまま利用できると自己判断せず、出産後に歯科健診や治療を希望する場合は、歯科医院へ通常の受診方法を相談してください。

「妊娠中に受けられなかったから、もう歯医者へ行っても意味がない」ということではありません。産後こそ、自分のお口の健康を後回しにしすぎないことが大切です。

まとめ|妊婦歯科健診は出産前に「お口の現在地」を確認する機会です

妊婦歯科健診では、主に、

  • むし歯がないか
  • 歯ぐきに腫れや出血がないか
  • 歯石やプラークがたまっていないか
  • お口の清掃状態はどうか
  • そのほか口の中に異常がないか

などを確認し、その結果から必要なセルフケアや、その後の歯科治療について考えていきます。

覚えておいていただきたいのは、

「痛くないから妊婦歯科健診は必要ない」わけではないこと。

「安定期になるまで歯医者へ行けない」わけではないこと。

そして、

「妊婦歯科健診が無料=歯石取りやむし歯治療まですべて無料」ではないこと。

この3点です。

妊娠中は、自分自身の体調や赤ちゃんのことで頭がいっぱいになり、自分の歯のことはどうしても後回しになりがちです。

しかし、出産後はさらに生活が忙しくなることがあります。

母子健康手帳と一緒に妊婦歯科健診の案内を受け取ったら、「特に痛くないからいいかな」としまい込まず、出産前に一度お口の状態を確認する機会として活用してみてください。

また、妊娠中に歯が痛くなったり、歯ぐきが大きく腫れたりしたときには、妊婦歯科健診の日まで我慢する必要はありません。

広島市中区・立町周辺で歯科受診を検討している方は、妊娠週数と現在の症状を予約時にお伝えください。

ブランデンタルクリニックは立町駅徒歩1分、立町中央ビル4階にあり、4階まではエレベーターをご利用いただけます。通常のご予約はWEB・LINE・電話、急な歯痛や腫れなど当日の受診をご希望の場合は、まずお電話でご相談ください。

「こんなことを聞いてもいいのかな」と迷うようなことでも大丈夫です。妊娠中のお口について気になることがあれば、受付でも遠慮なくお声がけください。

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