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歯石取り後に歯がしみるのはなぜ?知覚過敏はいつまで続く?クリーニング後の原因と自宅ケア

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2026年8月20日

歯石取り後に歯がしみるのはなぜ?知覚過敏はいつまで続く?クリーニング後の原因と自宅ケア

(歯科衛生士さんのある日の日誌)

はじめに

「歯石を取ってもらってから、冷たい水がしみるようになったんです」

クリーニングや歯周病治療のあと、患者さんからときどき聞く言葉です。

せっかく歯をきれいにしてもらったのに、それまで気にならなかった歯が「キーン」としみるようになると、「歯石を取ったせいで歯が傷んだのかな?」「歯まで削られてしまった?」「歯石は取らない方がよかったの?」と心配になりますよね。

でも、歯石取りやクリーニングのあとに歯がしみることがあるからといって、治療によって歯が悪くなったとは限りません。

とくに、もともと歯ぐきが下がって歯の根元が露出している場合や、歯周ポケットの中まで歯石や細菌性バイオフィルムを除去する処置を行った場合には、処置後に冷たい水や風、歯ブラシなどの刺激を一時的に感じやすくなることがあります。

一方で、もう一つ大切なことがあります。

「歯石取りのあとから痛い=すべて知覚過敏」でもありません。

むし歯、歯のひび・亀裂、歯髄の炎症、詰め物や被せ物の問題などが、たまたま同じ時期に症状を出していることもあります。

今回は「歯科衛生士さんのある日の日誌」として、歯石取り後に歯がしみる理由、知覚過敏はいつまで続くのか、自宅ではどうケアすればよいのか、そして歯科医院へもう一度相談した方がよい痛みまで、順番にお話しします。

歯石取りのあとに「キーン」としみることがあります

歯石取りのあと、冷たい水を飲んだ瞬間や、うがいをしたとき、歯ブラシの毛先が歯の根元に触れたときなどに、「キーン」「ピリッ」と一瞬しみることがあります。

このような症状の原因として考えられるものの一つが、象牙質知覚過敏です。

歯は、どこも同じ構造をしているわけではありません。

口の中に見えている歯冠の表面は主に硬いエナメル質で覆われています。一方、歯ぐきの中に隠れている歯根の表面はセメント質で覆われ、その内側には象牙質があります。

歯周病や歯肉退縮によって歯の根元が露出すると、エナメル質で厚く覆われている歯冠部分より、外からの刺激が象牙質へ届きやすい状態になります。

強すぎるブラッシングによる摩耗、歯のすり減り、酸性の飲食物による歯面への影響などが重なっている場合には、さらにしみやすくなることがあります。

歯石を取ったから歯が悪くなったわけではありません

ここは、とてもよく誤解されるところです。

歯石を取ったあとにしみるようになると、「歯石が歯を守ってくれていたのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、歯石を歯に残しておくことが歯を守るわけではありません。

歯石の表面には細菌性バイオフィルムが付着しやすく、歯ぐきの炎症や歯周病を管理するうえでは、必要な歯石やバイオフィルムを除去して清掃しやすい環境をつくることが重要です。

歯石そのものについて詳しく知りたい方は、歯石って何?なぜ取らないといけないの?も参考にしてください。

もともと露出していた根面へ刺激が届きやすくなることがあります

歯ぐきが下がっている場所に歯石やプラークが多く付着していた場合、それらを除去したあと、露出した根面へ冷水や空気などが直接触れやすくなることがあります。

つまり、歯石取りによって健康だった歯が突然知覚過敏になったというより、もともと刺激を受けやすい状態だった根面が、処置後に自覚されるようになったと考えられるケースがあります。

腫れていた歯ぐきが引き締まり、根元が見えやすくなることもあります

歯周病によって歯ぐきに炎症や腫れがある場合、歯周治療によって炎症が改善すると、腫れていた歯ぐきが引き締まります。

その結果、歯肉辺縁の位置が変わり、もともと歯周組織が失われていた部分の根面が以前より見えやすくなることがあります。

「歯石取りをしたら歯ぐきが下がった」「歯が長くなったように見える」と感じることがありますが、すべてが処置によって新しく歯ぐきを失ったという意味ではありません。炎症による腫れが治まったことで、本来の状態が見えやすくなっている場合もあります。

「クリーニング」と「歯周ポケットの中の歯石取り」は同じではありません

患者さんが普段使う「歯石取り」「クリーニング」という言葉には、実際にはいくつかの処置が含まれています。

歯ぐきより上に付着した歯石を除去するスケーリングと、歯周病治療として歯周ポケットの中にある歯石や細菌性バイオフィルムを除去する処置では、器具が触れる場所も処置の目的も同じではありません。

歯周ポケットが深い場合には、歯ぐきの中へ器具を入れ、歯根面まで届かせて処置することがあります。

そのため、「歯石取りをした人は全員同じ程度しみる」「クリーニングをすると必ず知覚過敏になる」わけではありません。

もともとの歯肉退縮、歯周ポケットの深さ、歯石の量や位置、処置範囲、象牙質が露出しているかどうかなどによって、処置後の感じ方は変わります。

下の前歯に歯石がつきやすい理由については、前歯の裏に歯石がつきやすい理由|下の前歯だけ汚れが残る原因と対策でも詳しく解説しています。

歯石取りは「歯の根を削る治療」ではありません

歯石取り後にしみると、「器具で歯まで削ってしまったのでは?」と心配になるかもしれません。

歯周病治療では、健康な歯質をできるだけ残しながら、歯石や細菌性バイオフィルムなど炎症の原因となるものを除去することが大切です。

以前は、歯周病に罹患した根面を徹底的に滑沢化し、いわゆる「汚染されたセメント質」を積極的に除去するという考え方が強い時代もありました。

しかし現在では、根面を必要以上に削るのではなく、歯周ポケット内の感染源となるバイオフィルムや歯石を必要十分に除去しながら、歯根表面をできるだけ保存することが重視されています。

専門的には、このような処置を「歯肉縁下のデブライドメント」と呼ぶことがあります。

器具を使って歯根面を処置する以上、表面にまったく変化が起こらないという意味ではありません。そのため、必要以上に何度も強く器具を当てることを避け、歯石の位置や根面の形を確認しながら必要な処置を行うことが大切です。

なぜ冷たい水や風で「キーン」とするのでしょうか

ここから少しだけ、歯の中の仕組みをお話しします。

象牙質の中には、象牙細管という非常に細い管がたくさんあります。

歯肉退縮などによって根面の象牙質が刺激を受けやすい状態になると、冷たい水、冷たい空気、歯ブラシ、甘いもの、酸味の強いものなどをきっかけに、鋭い痛みを感じることがあります。

象牙質知覚過敏を説明する代表的な考え方が、動水力学説です。

外から温度変化や風などの刺激が加わると、象牙細管の中にある液体が動きます。その変化が歯髄側の神経へ伝わり、「キーン」という鋭い感覚として感じられるという考え方です。

患者さんには、「歯の根元には、外からの刺激を歯の内側へ伝えやすい、とても細い通り道がたくさんあるんです」と説明すると、イメージしていただきやすいと思います。

歯石取り直後の「ヒリヒリ」と知覚過敏の「キーン」は少し違います

クリーニング後に感じる違和感をすべて「知覚過敏」と呼んでしまうことがありますが、実際には分けて考えた方が分かりやすいです。

歯ぐきがヒリヒリする・触ると少し痛い

歯石が多く付いていた場所や歯ぐきに炎症があった場所を処置したあとには、「歯ぐきがヒリヒリする」「歯ブラシが当たると歯ぐきが痛い」「全体的に少し違和感がある」ということがあります。

これは必ずしも象牙質知覚過敏そのものではなく、処置を受けた歯周組織の一時的な刺激が関係している場合があります。

冷たいものや風で一瞬「キーン」とする

一方、冷たい水や風が歯の根元へ当たった瞬間に「キーン」とし、刺激を取り除くと比較的短時間で消える場合には、象牙質知覚過敏の特徴に近くなります。

「何をしたときに痛いのか」「刺激をやめたあと、どのくらい痛みが残るのか」は、原因を考えるための大切な情報です。

歯石取り後の知覚過敏はいつまで続く?「2つの時間」を分けて考えましょう

歯石取りのあとにしみると、いちばん気になるのは「いつまで続くの?」ということかもしれません。

ここで大切なのは、「何日間しみやすい状態が続くか」と、「1回キーンとしたとき、その痛みがどれくらい続くか」は別の話だということです。

「しみやすい状態」が続く期間には個人差があります

処置した場所、もともとの歯肉退縮、露出象牙質の範囲、歯周病の程度、歯石の付着量、自宅での清掃状態などによって経過は変わります。

そのため、「3日なら正常」「1週間を超えたら異常」と全員を同じ日数で区切ることはできません。

とくに、歯周ポケットの中まで器具を入れて行う非外科的歯周治療では、治療後に根面の知覚過敏が一時的に増え、その後低下していく傾向が報告されています。

ただし、これは歯周病に対して歯肉縁下まで処置した患者さんについての研究であり、一般的なクリーニングを受けたすべての方が同じ経過をたどるという意味ではありません。

1回の「キーン」は、刺激を取り除けば短時間で消えるのが典型です

一方、典型的な象牙質知覚過敏では、冷水や風などの刺激によって短く鋭い痛みが起こり、刺激がなくなると比較的短時間でおさまります。

つまり、「数日間、冷水を飲むたびに一瞬キーンとする」ことと、「一度冷水が当たったあと何分も何時間もズキズキ痛み続ける」ことは、同じようには考えません。

ここは受診するかどうかを考えるうえでも重要な違いです。

日数だけではなく「痛み方がどう変わっているか」を見てください

「昨日より少し楽になっている」「冷たいものにはしみるけれど、刺激をやめればすぐ落ち着く」という場合には、一過性の知覚過敏として経過をみられることがあります。

反対に、「日に日に強くなっている」「一瞬だった痛みが長く残るようになった」「冷たいものだけだったのに、何もしなくても痛くなった」といった変化がある場合には、もう一度歯科医院で原因を確認した方がよいでしょう。

歯石取り後に歯がしみるとき、自宅ではどうケアする?

しみる場所には歯ブラシを当てたくなくなります。

これは自然な反応ですが、「痛いから、その場所だけまったく磨かない」状態を続けるのはおすすめできません。

とくに歯の根元が露出している場合には、知覚過敏だけでなく根面う蝕にも注意が必要だからです。

しみる場所も清掃を完全にはやめない

痛いからといってプラークを残したままにすると、歯ぐきの炎症や根面う蝕など、別の問題につながる可能性があります。

「磨かない」のではなく、「優しく、必要な場所をきちんと磨く」ことを意識してください。

歯ブラシを強く押しつけない

しみるからといって、その場所を何度も強くこすって慣らそうとする必要はありません。

強いブラッシングは歯肉や露出根面への機械的な刺激となることがあります。

歯ブラシの硬さや当て方、力加減が合っているか分からない場合には、歯科衛生士に実際の磨き方を確認してもらうのがおすすめです。

知覚過敏用歯磨剤を使う方法があります

自宅でできる代表的な対策の一つが、知覚過敏用歯磨剤です。

「知覚過敏用」と表示された歯磨剤でも成分は同じではなく、歯髄側の神経反応を抑える方向に働くものや、象牙細管を狭くしたり塞いだりする方向に働くものなどがあります。

硝酸カリウム、乳酸アルミニウム、フッ化第一スズなど、さまざまな成分について臨床研究が行われています。

ただし、「この成分なら必ず治る」「1回使えばすぐ治る」と考えるものではありません。

知覚過敏用歯磨剤の臨床研究では、数週間にわたって継続使用した状態を評価しているものが多くあります。製品ごとに使い方が異なるため、表示された使用方法に沿って続けてください。

強い冷刺激は無理に与えなくて大丈夫です

「治ったか確認したい」と、何度も氷水を当てたり冷たい飲み物で試したりする必要はありません。

症状が強い間は常温に近い水を使うなど、生活に支障のない範囲で刺激を減らして構いません。

酸性飲料を長時間だらだら飲む習慣にも注意しましょう

炭酸飲料、スポーツドリンク、柑橘系飲料など酸性度の高い飲食物を頻繁に摂る習慣は、歯の表面に影響し、露出象牙質の知覚過敏と関係することがあります。

「酸っぱいものは禁止」という意味ではありません。何時間も少しずつ飲み続けるなど、歯が酸に触れる回数や時間が増えやすい飲み方を見直してみましょう。

知覚過敏用歯磨剤を使っても、原因確認が必要なことがあります

知覚過敏用歯磨剤は便利ですが、「歯がしみる=とりあえず知覚過敏用歯磨剤を使えばよい」とは限りません。

象牙質知覚過敏は、似た症状を起こす別の病気を除外しながら判断する必要があります。

むし歯、歯の亀裂、詰め物や被せ物の問題、歯髄炎などが原因であれば、知覚過敏用歯磨剤だけを使い続けても根本的な解決にはなりません。

「歯石取りのあとだから」と思い込まない方がよい痛みがあります

歯石取りをした直後から症状が始まったとしても、必ずしも歯石取りだけが原因とは限りません。

たまたま同じ時期に、むし歯、歯のひび・亀裂、歯髄の炎症、詰め物や被せ物の問題、歯周組織の炎症などが症状を出すことがあります。

冷たいものを離したあとも痛みが長く残る

典型的な象牙質知覚過敏では、刺激がなくなると痛みも比較的短時間でおさまります。

冷たいものを離したあとも痛みが長く残る場合には、歯髄の炎症など別の原因を確認する必要があります。

何もしていなくてもズキズキする

自発的に痛む、夜にズキズキする、眠れないほど痛むといった場合も、単純な知覚過敏として自己判断し続けない方がよいでしょう。

噛むと痛い・噛んで離したときに痛い

噛んだときや、噛んで力を抜いた瞬間に特定の歯が痛む場合には、歯の亀裂、歯周組織の炎症、噛み合わせなど、冷水による知覚過敏とは別の原因も考える必要があります。

腫れや強い痛みが出てきた

歯ぐきが腫れてきた、痛みが急に強くなった、日に日に悪化しているといった場合には、「クリーニング後だからもう少し待とう」と我慢せず、歯科医院へ連絡してください。

歯科医院では、しみる原因を一つずつ確認します

歯石取り後に歯がしみる場合、歯科医院では単に「しみ止めを塗れば終わり」とは限りません。

まず、どの歯がしみるのか、何をしたときに症状が出るのか、刺激を取り除いたあとどれくらい続くのかを確認します。

  • 歯肉退縮や露出根面があるか
  • むし歯がないか
  • 歯に亀裂がないか
  • 詰め物や被せ物に問題がないか
  • 歯髄の状態に問題がないか
  • 歯周ポケットや歯ぐきに炎症がないか
  • 噛んだときの痛みがないか

などを必要に応じて確認します。

知覚過敏と判断できる場合には、知覚過敏抑制材を塗布したり、露出象牙質を保護したりする方法があります。歯質の欠損がある場合には、その状態によって接着性材料などで表面を保護することもあります。

大切なのは、「しみる=全部同じ治療」ではないということです。

原因を確認したうえで、その歯に必要な対応を選びます。

歯石取り後にしみるとき、歯科医院へ伝えてほしい4つのこと

「しみる」と電話で伝えるだけでも構いませんが、次の4点が分かると、症状を把握する手がかりになります。

  1. どの歯・どのあたりがしみるのか
    右上、左下、前歯全体など、分かる範囲で構いません。
  2. 何をしたときに痛むのか
    冷水、風、歯ブラシ、甘いもの、噛んだときなどを教えてください。
  3. 刺激がなくなったあと、どれくらい痛みが残るのか
    一瞬で消えるのか、しばらく残るのかは重要な情報です。
  4. 自発痛・咬合痛・腫れ・悪化があるか
    何もしていなくても痛む、噛むと痛い、腫れてきた、日に日に強くなるなどの変化があれば伝えてください。

「うまく説明できない」と心配する必要はありません。分かる範囲で十分です。

「歯石取りでしみたから、もうクリーニングを受けない」はおすすめしません

一度しみる経験をすると、次の歯石取りが怖くなる方もいると思います。

でも、だからといって歯石や細菌性バイオフィルムを残しておくことが、歯や歯ぐきを守ることにはなりません。

歯周病を管理するには、毎日のセルフケアと、歯科医院で必要な検査・歯石除去・メインテナンスを組み合わせることが大切です。

ブランデンタルクリニックでも、定期検診を単なる「歯のお掃除の日」ではなく、歯周ポケットの深さ、出血、歯ぐきの状態、これまでの記録からの変化などを確認する機会として考えています。

詳しくは、歯医者の定期検診で歯周病の見落としを防ぐには?歯周ポケット・出血・レントゲンで確認するポイントも参考にしてください。

また、ホワイトニング前のクリーニングについても、単に着色を落とすだけではなく、歯石や歯ぐき、むし歯、知覚過敏の有無などを確認する意味があります。詳しくは、ホワイトニング前にクリーニングを勧めるのはなぜ?着色・歯石・歯ぐき・知覚過敏を確認する理由をご覧ください。

歯石取り後の知覚過敏についてよくある質問

歯石取り後にしみるのは何日くらいですか?

一律に「何日まで」と決めることはできません。処置内容、歯肉退縮、露出象牙質、歯周病の状態などによって異なります。日数だけではなく、症状が少しずつ軽くなっているか、刺激後の痛みが短時間で消えるかを見ることが大切です。

歯石取りで歯を削られたからしみるのでしょうか?

歯石取りは健康な歯を削ることを目的とした治療ではありません。歯石や細菌性バイオフィルムを除去することで、もともと露出していた根面へ刺激が届きやすくなったり、歯ぐきの炎症が改善して根面が見えやすくなったりすることで、知覚過敏を自覚する場合があります。

知覚過敏用の歯磨き粉を使ってもいいですか?

象牙質知覚過敏であれば、自宅ケアの選択肢の一つになります。ただし、むし歯や亀裂、歯髄炎などでも「しみる」ことがあるため、改善しない場合や痛み方が変わってきた場合には歯科医院で確認してください。

しみていても歯磨きして大丈夫ですか?

基本的には清掃を完全にやめないことが大切です。ただし、しみる場所を強くゴシゴシこする必要はありません。歯ブラシの硬さや力加減、当て方については歯科衛生士へ相談してください。

一度しみたら、次回のクリーニングはやめた方がいいですか?

自己判断で歯石やプラークを残したままにすることはおすすめしません。前回どの部位がどのようにしみたのかを歯科衛生士や歯科医師へ伝え、歯周組織や根面の状態を確認したうえで、必要な処置方法を考えていきましょう。

歯石取り後は「何日続いたか」だけでなく「どんな痛みか」を見てください

歯石取りのあとに歯がしみても、「歯石を取ったから歯が悪くなった」とは限りません。

歯石やプラークが除去されたことで露出根面へ刺激が届きやすくなったこと、炎症のあった歯ぐきが引き締まったこと、もともと存在していた知覚過敏が自覚されるようになったことなど、いくつかの理由が考えられます。

自宅では、しみるからといってその場所の清掃を完全にやめるのではなく、強くこすらず優しく清掃を続けることを意識してください。必要に応じて知覚過敏用歯磨剤を利用する方法もあります。

そして、もう一つ覚えておいてほしいのが、「何日しみたか」だけで判断しないことです。

冷水や風で一瞬キーンとして、刺激を取り除くと短時間で落ち着くのか。それとも、刺激を取り除いても痛みが残るのか。何もしなくても痛いのか。噛むと痛いのか。腫れてきていないか。

この「痛み方の違い」は、原因を見分けるための大切な手がかりになります。

広島市中区立町のブランデンタルクリニックは、立町駅から徒歩1分、立町中央ビル4階にあり、4階まではエレベーターでお越しいただけます。

通常のご相談はWEB・LINE・電話からご予約いただけます。歯石取り後に強い痛みが出た、歯ぐきが腫れてきた、痛みが急に悪化したなどの場合には、当日電話受付・急患同日受診のご相談も可能ですので、当日の場合はお電話ください。

「歯石を取ったばかりだから、もう少し我慢した方がいいのかな」と遠慮する必要はありません。

歯科衛生士としても、ただ「知覚過敏ですね」で終わらせるのではなく、なぜ今しみるようになったのか、処置後の自然な変化として考えられるのか、それとも別の原因を確認した方がよいのかを一緒に見ていくことを大切にしています。

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